例文・使い方一覧でみる「二子」の意味

...その不二子さんが... その不二子さんがの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...青山が不二子さんの首を拾い上げた... 青山が不二子さんの首を拾い上げたの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...賊の面と衣裳を借り受けた大胆な変装姿の不二子さんでした」明智がニコニコしながら説明した...
江戸川乱歩「黄金仮面」

...ルパンの様に私設の博物館を所有するものでなくては出来ない芸当です」「それで？」「大鳥不二子さんは...
江戸川乱歩「黄金仮面」

...日本娘の不二子さんは... 日本娘の不二子さんはの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...嫌がる不二子さんを小脇に抱えた明智小五郎が... 嫌がる不二子さんを小脇に抱えた明智小五郎がの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...思えば久しく渡しぶねというものに乗ったことはなかったが子供の時分におぼえのある山谷（さんや）、竹屋、二子（ふたこ）、矢口（やぐち）などの渡しにくらべてもここのは洲を挟（はさ）んでいるだけに一層優長なおもむきがあっていまどき京と大阪のあいだにこんな古風な交通機関の残っていたことが意外でもあり、とんだ拾いものをしたような気がするのであった... 思えば久しく渡しぶねというものに乗ったことはなかったが子供の時分におぼえのある山谷、竹屋、二子、矢口などの渡しにくらべてもここのは洲を挟んでいるだけに一層優長なおもむきがあっていまどき京と大阪のあいだにこんな古風な交通機関の残っていたことが意外でもあり、とんだ拾いものをしたような気がするのであったの読み方
谷崎潤一郎「蘆刈」

...またその二子（松陰兄弟なり）に誦せしめたり... またその二子に誦せしめたりの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...二子山のあたりで遊び呆（ほう）けているのでもあろうか... 二子山のあたりで遊び呆けているのでもあろうかの読み方
久生十蘭「うすゆき抄」

...ロケは二子玉川の河原... ロケは二子玉川の河原の読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...信之に信吉（のぶよし）と詮応との二子があつた... 信之に信吉と詮応との二子があつたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...慊堂（かうだう）日歴文政六年の下（もと）に渡辺園（かうゑん）の二子を挙げて... 慊堂日歴文政六年の下に渡辺園の二子を挙げての読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...常庵に養子長川（ちやうせん）があつたが、不幸にして早世したので、芸庵の第二子、常庵の弟陽庵が長川の後を承けた... 常庵に養子長川があつたが、不幸にして早世したので、芸庵の第二子、常庵の弟陽庵が長川の後を承けたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...伯夷（はくい）・叔齊（しゆくせい）は（二四）孤竹君（こちくくん）の二子（し）也（なり）... 伯夷・叔齊は孤竹君の二子也の読み方
箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...長子を頼該（左近）二子を頼顕といい... 長子を頼該二子を頼顕といいの読み方
山本周五郎「新潮記」

...第二子孫権、字は仲謀... 第二子孫権、字は仲謀の読み方
吉川英治「三国志」

...「望むところの敵よ」と司馬懿の二子と... 「望むところの敵よ」と司馬懿の二子との読み方
吉川英治「三国志」

...堀・鮎二子のことなど外間にありて大いに周旋せり... 堀・鮎二子のことなど外間にありて大いに周旋せりの読み方
吉田松陰「留魂録」

「二子」の読みかた