...ギフトを包んでいるときに、十重二十重に包むと豪華に見える...
...警備員は、十重二十重に防犯対策を施している...
...電話で約束を取り付けたけれど、十重二十重にメモを取っておいた方がいい...
...神社に参拝するとき、十重二十重にお賽銭を入れる...
...彼女にプレゼントを贈ったが、十重二十重に梱包して手渡すと驚かれた...
...この個性は外界によって十重二十重(とえはたえ)に囲まれているにもかかわらず...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
... 765今年は正に春秋の*二十重ねしうたてさや...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...灰色の煙空をおおい海をおおうて十重二十重(とえはたえ)に渦まける間より...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...生擒(いけど)ろうと構えた胡兵(こへい)どもが十重二十重(とえはたえ)とおり重なって...
中島敦 「李陵」
...十重二十重にしばってくれる...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...八丁堀の組子に十重二十重(とえはたえ)に取囲まれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十重二十重(とへはたへ)に圍んでゐますよ」「よし/\」八五郎の應への常識以上に大袈裟(おほげさ)なのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十重二十重に取圍まれて居るやうな錯覺(さつかく)を起させます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十重二十重(とえはたえ)の捕物陣が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十重二十重に包んだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見物はそれを取卷いて十重二十重の人垣を作り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...事件を十重二十重に囲んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...因襲をもって十重二十重(とえはたえ)に縛られた貴族の家庭に多くの愚かな召使たちにかしずかれながら育った夫人に...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...十重二十重(とへはたへ)にも築き上げられた大鉄壁を目がけて鏃(やじり)のない矢をぶつつけるやうな...
平出修 「計画」
...あべこべに漠々たる暗雲が十重二十重に...
正岡容 「小説 圓朝」
...十重二十重(とえはたえ)の警固がゆき届いている...
吉川英治 「三国志」
...屈強な力士が十重二十重に囲んでこれを孔明の本陣まで引っ立てて行ったが...
吉川英治 「三国志」
...十重二十重(とえはたえ)のうちに撃つは何の造作でもない...
吉川英治 「私本太平記」
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