...私(わたくし)は二つ返事(へんじ)でお爺(じい)さんの言葉(ことば)に従(したが)いました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...浩さんからの申し出を私たちは二つ返事で承諾したのであった...
犬田卯 「沼畔小話集」
...それを二つ返事で承知して...
海野十三 「疑問の金塊」
...主人は二つ返事で重い財布を投げ出して呉れたさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...二つ返事で地獄の門番に添書(てんしよ)だけは書いて呉れるかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...博士の心算(つもり)では息子は二つ返事でそのフロツクコートを被(き)て...
薄田泣菫 「茶話」
...博士は二つ返事で承知した...
薄田泣菫 「茶話」
...二つ返事で承知させる事の出来る腕をいふのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...俺が来いと言えば二つ返事で来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹は二つ返事でその娘を預かろうと言い出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...与八は二つ返事で承知をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...むろん与八も二つ返事と信じきっていたのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...二つ返事で飛んで來たのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二つ返事で貸してくれるつてね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰だって二つ返事で手離しますよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ふうふうと二つ返事で...
二葉亭四迷 「平凡」
...「二つ返事で席亭も承知をするにちがいないよ...
正岡容 「小説 圓朝」
...言われれば二つ返事で...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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