...二つ目の浜の石屋が方(かた)へ行(ゆ)かれたげじゃ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...それに二つ目へ行かっしゃるに...
泉鏡花 「悪獣篇」
...ギラギラひかる二つ目玉の怪魚と...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...上から二つ目の扣鈕(ボタン)の横に残った白粉(おしろい)のあとを...
谷譲次 「踊る地平線」
...例の約束をした二つ目の右側の扉...
谷崎潤一郎 「少年」
...二つ目寄りに繋(つな)いで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二つ目又は三つ目の假名を讀む方法...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「二つ目の段です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...實は二つ目の小判を見付けたのはこの私で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...という二つ目の仮説が残る...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つ目の誤りは、第三部第七節に見い出し得る...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つ目を食ひつゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いつか二つ目になったとき師匠に連れられてお詣りにいったことのある苔むした初代三遊亭圓生の墓石がまざまざといま見えてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...いちばん年寄の万年二つ目の麦松だった...
正岡容 「寄席」
...次いで本所二つ目の上屋敷に往った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...本所二つ目の村田という家へ伴れてゆかれた...
山本周五郎 「風流太平記」
...二階の従弟(いとこ)本所二つ目の小間物屋善兵衛は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...二つ目の相生町(あいおいちょう)の米屋で――』善兵衛は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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