...二つ目の浜の石屋が方(かた)へ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...二つ目の「坊ちゃん」の時には...
太宰治 「正義と微笑」
...例の約束をした二つ目の右側の扉...
谷崎潤一郎 「少年」
...一つ目と二つ目の出所でもあるということ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...二つ目の枝が庇(ひさし)へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの梯子段の上から二つ目には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二つ目の梯子は狭くて...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...二つ目は、経験から区別された理性は、原因や産出的性質が、存在の全ての始原に絶対的に必要だと推断させることは決してできないという原理...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つ目は、我々は、一般的に対象が知覚に類似すると想定するのと同様に、あらゆる個別の対象も対象をもたらす知覚に類似する、ということを当然のことだと思う点である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つ目の現象は、注目すべきことに、関連する諸事物の継起において、同一性を保持するためには、各部分の変化は急であったり全的であったりしてはならない、ということが言わば必須であるにもかかわらず、その本質において、容易に変化して恒常的ではない事物の場合は、他の場合に同一関係とは矛盾しないとされる変化より急激な変化であっても、許容されるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つ目を食ひつゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二つ目のおむすびを半分にわつて...
槇本楠郎 「母子ホームの子供たち」
...二つ目になってからの修業の...
正岡容 「小説 圓朝」
...私の弟子……いやまだ二つ目の私が弟子なんてとんだおこがましいが...
正岡容 「小説 圓朝」
...その四十八抽斎が本所二つ目の津軽家上屋敷から...
森鴎外 「渋江抽斎」
...行李(こうり)を卸したのは本所二つ目の藩邸である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あたし本所の二つ目で生れたから知ってるけど...
山本周五郎 「風流太平記」
...二階の従弟(いとこ)本所二つ目の小間物屋善兵衛は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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