例文・使い方一覧でみる「二」の意味

...我らのなお亡びざるはエホバの仁慈（いつくしみ）によりその憐みの尽きざるに因（よ）る……（雅歌三の二二以下）... 我らのなお亡びざるはエホバの仁慈によりその憐みの尽きざるに因る……の読み方
内村鑑三「ヨブ記講演」

...最早このときにはウーウーとサイレンが二重にも三重にも鳴りだした...
海野十三「深夜の市長」

...盤古神話の第二形式たる... 盤古神話の第二形式たるの読み方
高木敏雄「比較神話学」

...閻王（えんおう）の眉は発止（はっし）と逆立てり四月二十五日　鎌倉俳句会... 閻王の眉は発止と逆立てり四月二十五日　鎌倉俳句会の読み方
高浜虚子「六百句」

...二人が一つになったことが... 二人が一つになったことがの読み方
豊島与志雄「反抗」

...軽騎兵第十二大隊の一将校は「僕は共和党だ」と声高に言った... 軽騎兵第十二大隊の一将校は「僕は共和党だ」と声高に言ったの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...然るに新に交を訂したかの二客は殆ど三日を出でず... 然るに新に交を訂したかの二客は殆ど三日を出でずの読み方
永井荷風「来訪者」

...あの女がもう二月三月生きて居ると... あの女がもう二月三月生きて居るとの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...一九二三年、スコット遭難十周年の記念講演で、英国の気象学者のシムプソン博士が、まだ世界に知られていない南極大陸の天候異変と吹雪について解説を与え、識者の注意を促したことがあったが、南極独得の大吹雪はこの地球上で最も恐るべきものの一つになっている... 一九二三年、スコット遭難十周年の記念講演で、英国の気象学者のシムプソン博士が、まだ世界に知られていない南極大陸の天候異変と吹雪について解説を与え、識者の注意を促したことがあったが、南極独得の大吹雪はこの地球上で最も恐るべきものの一つになっているの読み方
久生十蘭「南極記」

...二匹はおねまきをきて... 二匹はおねまきをきての読み方
村山籌子「お猫さん」

...朝食、ロール二、スープ、豚肉煮... 朝食、ロール二、スープ、豚肉煮の読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...リコルディ版の「お蝶夫人」は三百六十二頁ありましたから... リコルディ版の「お蝶夫人」は三百六十二頁ありましたからの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...二枚で五文！　ところは常陸の国... 二枚で五文！　ところは常陸の国の読み方
三好十郎「斬られの仙太」

...そこで十二年あまり働いた... そこで十二年あまり働いたの読み方
矢田津世子「鴻ノ巣女房」

...五月廿二日パリーにいると俳句は作る気にならぬ... 五月廿二日パリーにいると俳句は作る気にならぬの読み方
横光利一「欧洲紀行」

...その後、聴衆の二、三からも、あの折の尼さんの話の出典は何かなどの問合せを受けたりしたが、ついその儘になっているので、こころみに、ここでその一端を活字にしてみる...
吉川英治「美しい日本の歴史」

...巣箱を引っくり返された二十日鼠（ねずみ）のようなもの... 巣箱を引っくり返された二十日鼠のようなものの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...長短二刀の木剣をひっ提げて出て来たとある... 長短二刀の木剣をひっ提げて出て来たとあるの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

「二」の読みかた

「二」の書き方・書き順

いろんなフォントで「二」