...彼は多くの事蹟を残していた...
...この試合での彼の事蹟は称賛に値する...
...彼女の文学の事蹟は広く讃えられている...
...彼の功績は彼の事蹟によって永遠に記憶されるだろう...
...戦国武将の事蹟を学ぶ...
...「宝鈔胡同の柴大人の民心把握の偉大な事蹟をたずねた方がこの際特に意味深いであろう...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そしてこの小説は自分が秘蔵してゐる長崎耶蘇教会出版の『れげんだ・おれあ』といふ西教徒(せいけうと)が勇猛精進の事蹟を書きとめた稀覯書(きこうしよ)から材料を取つたものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...現に桔梗の方が夫を不具にした事蹟なども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...昌造萬延元年以後の事蹟とともにみてゆきたいと考へるのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...救世主が三つの奇しき事蹟によって公現したもうたことを祝う日...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...粟野君が後宇多天皇の御事蹟を委しくお話せられたやうですが...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...景行天皇の御事蹟に當る者と定め...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...昔から増上慢(ぞうじょうまん)をもって己(おのれ)を害し他を(そこの)うた事蹟(じせき)の三分の二はたしかに鏡の所作(しょさ)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...わたくしは伊沢蘭軒の事蹟を書かうとするに当つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百五十七わたくしは蘭軒の事蹟を叙して此年文政七年の秋に至り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは柏軒の事蹟を叙するに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その三百三十二志村氏の渋江氏に語つた所の柏軒事蹟は未だ尽きない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは琴臺の事蹟を詳(つまびらか)にしない...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...まだいかにしても説明しえない多くの事蹟がこの方面から次第に分ってくることを切望いたします...
柳田国男 「山の人生」
...われわれの先祖の事蹟からまなぶべきではないか...
山本周五郎 「菊屋敷」
...三明白な事蹟もあるけれど...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その事蹟を唱う『平家物語』の創作は...
和辻哲郎 「鎖国」
...当時の歴史家が大きい事蹟を私人的にしか把握し得なかったという歴史記述上の能力と...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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