...彼は多くの事蹟を残していた...
...この試合での彼の事蹟は称賛に値する...
...彼女の文学の事蹟は広く讃えられている...
...彼の功績は彼の事蹟によって永遠に記憶されるだろう...
...戦国武将の事蹟を学ぶ...
...わが吉利支丹(キリシタン)の徒の事蹟を記(き)せるを以て...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...誠に当時の日本軍隊の恩威並び行なわれた事蹟は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...信乃の母が滝の川の岩屋へ日参したという事蹟から考えても高等師範近所と判断するが当っているだろう...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...皇室の種々の事蹟とか...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...探索した事蹟や聽き書きを附加へたことに因るのであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...昌造が近代活字を創造した事蹟は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...――某々の事業……某々の事蹟……某々の著述...
豊島与志雄 「ナポレオンの遺書」
...私は旧藩主の久松伯爵家から旧藩事蹟取調という事を嘱托せられた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その翌日からわたしは早速新曲の資材となるべき事蹟(じせき)を求めたいと例の『燕石十種(えんせきじっしゅ)』を始めとして国書刊行会飜刻本(ほんこくぼん)の中に蒐集(しゅうしゅう)された旧記随筆をあさり初めた...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...阿部正弘事蹟を按ずるに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時の狭斜の事蹟に精(くは)しい人の教を待つ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...稍幕医柴田氏の事蹟を詳にすることを得たから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その三百六十九わたくしは伊沢蘭軒の事蹟を叙して其子孫に及び...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長島氏の事蹟は頗る明(あきらか)でないが...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...私は父の事蹟を探つただけで満足したのではない...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...美しい話柄……翁の遺徳のために吾々の微力が圧倒された事蹟として大方の憫笑に価すれば幸である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...二三明白な事蹟もあるけれど...
吉川英治 「折々の記」
...当時の歴史家が大きい事蹟を私人的にしか把握し得なかったという歴史記述上の能力と...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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