...「事理明白な説明をしてくれた」...
...「事理明白に話し合おう」...
...「彼は事理明白な人物だ」...
...「事理明白な理由がある」...
...「彼女は事理明白に判断した」...
...宜下權二衡人情事理輕重處一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...)故に自分はC君が自分との間に正面から事理を明かにする意志がないものと認めて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...この事理はいかなる人々によっても解せられないはずはないと考えられるにかかわらず...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...――さてもわれは今童兒(どうじ)にあらず、生(いのち)の央(なか)に在りて、事理分別を辨へ、歩(ほ)を停(とゞ)めて、力量と堪忍とを楯に直立して、各方面を眺めたり...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...おそらく芭蕉は少なくも無意識にはこれらの事理に通暁していたではないかと想像される...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...また事理から推しても...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そのくらい事理(じり)が分ったら煩悶(はんもん)もなかろう」「世の中と筍といっしょになるものか」「君...
夏目漱石 「虞美人草」
...自分の云う事は事理明白である...
夏目漱石 「虞美人草」
...よく人情を解して事理を弁(わきま)えた秀才である...
夏目漱石 「野分」
...或は幽窓の下に孤坐して深妙の事理を思考し...
福沢諭吉 「帝室論」
...あなたの明白な事理は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼は事理を見るに明かなり...
山路愛山 「明治文学史」
...ああそうか」相沢はようやく事理を解いたように大きく頷いた...
山本周五郎 「季節のない街」
...父がいしんてんしん(以心伝心)の秘術事理一体本分の慈味こと/\くつきたりたづね行(ゆく)道のあるじやよるの杖つくにぞいらね月のいづればよつて此書を月之抄とは名づくる也と書いている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そして事理明白な頭脳を持っておられるが...
吉川英治 「茶漬三略」
...仮定された事情の下においてはかかる価格の差異は事理の当然であり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...事理を解する人の帰依は少なく...
和辻哲郎 「鎖国」
...身分あるもの事理を解するものの帰依が実現されたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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