例文・使い方一覧でみる「事々」の意味


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...人々は今更の様に事々しく...   人々は今更の様に事々しくの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...なかなか姦智(かんち)に長(た)けて事々に愚かな帝を操縦しておりましたので...   なかなか姦智に長けて事々に愚かな帝を操縦しておりましたのでの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...天地悠久の感、事々無礙、念々微笑の境地...   天地悠久の感、事々無礙、念々微笑の境地の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...がとに角私の「文学主義」は教室に於て事々に不都合を来たしたことは事実である...   がとに角私の「文学主義」は教室に於て事々に不都合を来たしたことは事実であるの読み方
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」

...事々しく通知致されなば親類の奥様や御嬢様方かへつて御迷惑なるべしと察したればなり...   事々しく通知致されなば親類の奥様や御嬢様方かへつて御迷惑なるべしと察したればなりの読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...事々に親を泣かせた...   事々に親を泣かせたの読み方
宮本百合子 「栄蔵の死」

...事々のむずかしさに甘えて...   事々のむずかしさに甘えての読み方
宮本百合子 「家庭と学生」

...こんな作に考証も事々(ことごと)しいが...   こんな作に考証も事々しいがの読み方
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」

...「田舎くさい柄あいだ」とか云って事々に紀久子がけなしていたというのをおきえさんが耳にして...   「田舎くさい柄あいだ」とか云って事々に紀久子がけなしていたというのをおきえさんが耳にしての読み方
矢田津世子 「父」

...四方から攻め寄せて來る雲の軍勢――その中を事々しく...   四方から攻め寄せて來る雲の軍勢――その中を事々しくの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...事々、大覚寺派への敵愾心やら蔭口のなかで人となり、また事実、そのころは後醍醐方の圧迫から持明院派はみな日蔭者の貧しさと、さげすみの目にひしがれていたものだった...   事々、大覚寺派への敵愾心やら蔭口のなかで人となり、また事実、そのころは後醍醐方の圧迫から持明院派はみな日蔭者の貧しさと、さげすみの目にひしがれていたものだったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...殿ノ法印へむかって事々しい顔つきで告げていた...   殿ノ法印へむかって事々しい顔つきで告げていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...事々に先ばしッて大望の道を邪(さまた)げ...   事々に先ばしッて大望の道を邪げの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...その後の事々、御行状、どう眺めても、救いはない」柴田権六などの観察はわけても徹底していた...   その後の事々、御行状、どう眺めても、救いはない」柴田権六などの観察はわけても徹底していたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...無用なと思われる事々まで...   無用なと思われる事々までの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...今日までのあらゆる事々...   今日までのあらゆる事々の読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...それどころでない事々日々に追われ通している...   それどころでない事々日々に追われ通しているの読み方
吉川英治 「平の将門」

...まだ、かれ自身が、藩主にすわっていたうちは、それらの不平も策謀も、抑えられていたが、西山(せいざん)へ隠居すると、莚(むしろ)の下のもやしが陽の目をみたように、にわかに萌芽(ほうが)をそだて出して、わが世の春と、事々に、その一派の擡頭(たいとう)と、闇のうごきが、目立ってきたのもぜひなかった...   まだ、かれ自身が、藩主にすわっていたうちは、それらの不平も策謀も、抑えられていたが、西山へ隠居すると、莚の下のもやしが陽の目をみたように、にわかに萌芽をそだて出して、わが世の春と、事々に、その一派の擡頭と、闇のうごきが、目立ってきたのもぜひなかったの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「事々」の読みかた

「事々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「事々」


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棒組   池心   狂想  

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