...彼はまるで予言者のように、未来を予言している...
...それはまるで予言者が言ったかのように的中した...
...彼女は自分が予言者に選ばれたと信じている...
...彼は予言者になるために修行を積んでいる...
...予言者が言っていたことと全く違うことが起きた...
...21故郷「予言者は故郷に入れられず...
芥川龍之介 「西方の人」
...同時に又革命家や予言者とも別の鋳型に属してゐる...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...好きな人からは予言者のように崇拝されている天才肌(はだ)の人だった...
有島武郎 「或る女」
...それは悪い予言者ではなく...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...しかしこの正造は予言者でもなんでもない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...おそらく最初の禁酒主義者であつたあの予言者マホメットにそうとうの敬意を表すべきだということであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...しかも七年前に死んだマアレイのあの顔が古えの予言者の鞭のように現れて来て...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...序幕に来(きた)るは予言者なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...今の人間の運命なのだ! おまえの偉大なる予言者はその幻想と譬喩(ひゆ)の中で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...予言者を遣(つか)わして人々を盲目にすることだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...声は野に呼ばわる予言者の声のそれである...
豊島与志雄 「野に声なし」
...昔のいろいろな予言者等の言葉を信じ...
豊島与志雄 「文学以前」
...これを甜(な)めて蝗(いなご)をたべてたとすれば古(いにしえ)のユダヤの予言者は決して粗食だったとはいえないであろう...
中勘助 「胆石」
...葦原将軍だとか天下の予言者だとかいう偉い連中はいくらもころがっている(笑声起る)...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...予言者なる我は見たり...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...彼らは何やら僧侶兼予言者みたいな者を持っているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...遼東の人で殷馗(いんき)という予言者が村へきたとき申しました...
吉川英治 「三国志」
...そんな中を、日吉は――恐らくは無我夢中なのだろう――つつまれた昂奮のまま、予言者のような、また、童謡でも唄うような声を放ちながら、一目散に駈けて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??