...彼はまるで予言者のように、未来を予言している...
...それはまるで予言者が言ったかのように的中した...
...彼女は自分が予言者に選ばれたと信じている...
...彼は予言者になるために修行を積んでいる...
...予言者が言っていたことと全く違うことが起きた...
...クリストの一生を背景にしたクリスト教を理解することはこの為に一々彼の所業を「予言者X・Y・Zの言葉に応(かな)はせん為なり」と云ふ詭弁(きべん)を用ひなければならなかつた...
芥川龍之介 「続西方の人」
...決して予言者を以て自ら任ずる次第ではなく...
丘浅次郎 「人類の将来」
...予言者のやうな顔をして言ひ言ひしてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...予言者は何か餌らしい物を見つけたが...
薄田泣菫 「独楽園」
...彼は福音をつたえる者ではなくイナゴと野蜜を食いながらやってくる予言者ではない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...予言者たちを殺し...
太宰治 「正義と微笑」
...キリストの出現を言い当てた予言者...
太宰治 「碧眼托鉢」
...わしが信じないのは伝説じゃありませんのじゃ――それは歴史ですわい」ダイアナ夫人は凶事予言者についての彼女の恍惚から少し恢復した...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...おそらく最初の禁酒主義者であつたあの予言者マホメットにそうとうの敬意を表すべきだということであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...予言者を遣(つか)わして人々を盲目にすることだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...葦原将軍だとか天下の予言者だとかいう偉い連中はいくらもころがっている(笑声起る)...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...予言者はたいていの場合...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...予言者の怒においてであるか...
三木清 「人生論ノート」
...その後諸王馬を殖やす事盛んで予言者輩これを誚(そし)った事あり...
南方熊楠 「十二支考」
...昭和三十一年八月暑さと病気になやみながら著者第一部――地震なまず一 地震の予言者……鯰地震虫から地震鯰の誕生まで昔の人は地下に住んでいる大鯰が体を動かすと地震が起こると考えていた...
武者金吉 「地震なまず」
...この予言者は、人々に、未来の出来事や彼らの企ての結果を予言し、あるいは戦争を奨めあるいは避けさせる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...偉大な予言者の声にでも触(ふ)れるように...
吉川英治 「私本太平記」
...天文を説く予言者の言と同一に思ってはいけない...
吉川英治 「源頼朝」
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