...河は涸(か)れて乾く」とは砂漠地にて常に目撃する現象である(海とは真の海ではない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...一時間で乾くセメントなんて...
海野十三 「○○獣」
...棹(さお)や櫂(かい)の乾くまもなもないほどおうかがわせ申しまして...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...蠅は羽根が濡れてゐるので、暫くは卓子(テーブル)の上を這ひまはつてゐるが、羽が乾くと、そのまゝすうと飛んで往つてしまつた...
薄田泣菫 「茶話」
...血はそんなに早く乾くもんじゃない...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...のどが乾く...
太宰治 「お伽草紙」
...我々の身体が乾くのを待って女たちが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...天の池が乾くほどな大雷雨でも来(きた)らぬ限りはこの山火事が続きそうだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪国の道が白く乾く晩春は...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...ペーストが乾くと茎を引き抜き...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...濡れたものの乾くまで借着で間に合せる外はなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...乾くるみの「(自主規制)」の元ネタですよね)...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...夜明方喉いと乾くまだ斯かる心の苦には逢はずして死ぬ昭和三年頃病気をして入院された時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「喉が乾く/\!」と...
牧野信一 「武者窓日記」
...また春の始めらしく軽く乾く...
宮本百合子 「毛の指環」
...小川は吭(のど)が乾くので...
森鴎外 「鼠坂」
...乾くといってある時に湿るといいたい人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...牛の糞の乾くにおいにも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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