...この不正はこの蒸留酒を匙に入れロウソクの上で乾かすとすぐに判る...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...それをすつかり乾かすのに...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...水洗をいい加減にして急に乾かすと...
海野十三 「○○獣」
...他の従者は庭で徒渉に濡れた衣類を乾かすのであった...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...野口はしきりに彼等の服を乾かすことを斡旋したが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造が見かねて早く着物を乾かすようにといったが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして最後に身を乾かす納涼室のことを...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...濡れた着物を乾かす火もなく...
種田山頭火 「道中記」
...そして乾かす時に焦がされたんだ...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...ぐっしょり濡れてる膝から下を乾かすのに...
豊島与志雄 「香奠」
...ここで乾かすがいい...
中里介山 「大菩薩峠」
...寒いところで乾かす...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...あたりながら乾かすよ...
夏目漱石 「草枕」
...何しろこの毛衣の上から湯を使った日には乾かすのが容易な事でないから汗臭いのを我慢してこの年になるまで洗湯の暖簾(のれん)を潜(くぐ)った事はない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ストーブで乾かすために...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それがからだを乾かす工夫とはと尋ねますと...
穂積重遠 「法窓夜話」
...濡れた背中を乾かすと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...麦稈(むぎわら)を枕大に束ねて筒切りにしたホテというもの一面に刺して天日に乾かす...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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