...馬車追(ひき)の老爺(おやぢ)は丁度厩の前で乾秣(やた)を刻むところであつた...
石川啄木 「天鵞絨」
...松葉で乾物(ひもの)をあぶりもして...
泉鏡花 「海異記」
...いわゆる天地乾坤を睨めまわしてとりあえずつかまえてきたところのものでありまして...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...すんでのところ火事になりかかったのをその方だけは隣りの乾物屋の親父とかが揉み消してしまったということであった...
橘外男 「生不動」
...味の素を混和したサラサラに乾いた粉末を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...乾(かわ)いて反(そ)りかえった落葉(おちば)は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...俺(おい)らも咽喉(のど)が乾いたわい」米友は釣瓶(つるべ)を投げて水を汲み上げてから...
中里介山 「大菩薩峠」
...乾ききっていたところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...雀は蛇が乾いた砂を渡らぬことを知つてさうして此の棚に其子を育てやうと云ふのであらうか...
長塚節 「隣室の客」
...濡れた所は乾かないのに...
夏目漱石 「坑夫」
...「さうね」お弓はようやく乾いた顏をあげました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ガランとして乾いていた...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...からりと乾いた春さきの鹿児島は...
林芙美子 「浮雲」
...海水に濡れた乾麺麭が一箱あったが...
久生十蘭 「ノア」
...木の枝がはぜるような乾いた音がした...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...「いっかな許さぬぞ!」と、乾き、しわがれた、怖ろしい声がつづく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...」彼はその十銭の金を老婆の乾いた手に握らせて外へ出て行った...
横光利一 「街の底」
...こよい乾(いぬい)の星がおつるとともに...
吉川英治 「神州天馬侠」
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