例文・使い方一覧でみる「乱る」の意味


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...おどろおどろ海草の乱るるあたりは...   おどろおどろ海草の乱るるあたりはの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...紫(むらさき)の切(きれ)も乱るゝまゝに...   紫の切も乱るゝまゝにの読み方
泉鏡花 「印度更紗」

...必ず再び乱るる事となる...   必ず再び乱るる事となるの読み方
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」

...雨はげしく井戸端の柳の糸乱る...   雨はげしく井戸端の柳の糸乱るの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...乱るる心を静むるのは幼き者と絵と詩と音楽と...   乱るる心を静むるのは幼き者と絵と詩と音楽との読み方
田山花袋 「田舎教師」

...雁行(がんこう)の乱るるを見て伏兵を知った名将と同等以上であるのかもしれない...   雁行の乱るるを見て伏兵を知った名将と同等以上であるのかもしれないの読み方
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」

...天下が大いに乱るる時は...   天下が大いに乱るる時はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...三心に捉われて却って信心を乱ることをおそれたのである...   三心に捉われて却って信心を乱ることをおそれたのであるの読み方
中里介山 「法然行伝」

...二人をつつむ疑(うたがい)の雲を晴し給え」「さほどに人が怖(こわ)くて恋がなろか」と男は乱るる髪を広き額に払って...   二人をつつむ疑の雲を晴し給え」「さほどに人が怖くて恋がなろか」と男は乱るる髪を広き額に払っての読み方
夏目漱石 「薤露行」

...赤蜻蛉(あかとんぼう)田圃(たんぼ)に乱るれば横堀に鶉(うづら)なく頃も近づきぬ...   赤蜻蛉田圃に乱るれば横堀に鶉なく頃も近づきぬの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...荻の葉を吹き棄てて行く風の音に心乱るゝ秋の夕暮 後鳥羽院のは一段とすぐれてゐる...   荻の葉を吹き棄てて行く風の音に心乱るゝ秋の夕暮 後鳥羽院のは一段とすぐれてゐるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...この碩学なる古人の正説を非認しその名称を乱る者は小泉氏等の学者達であって...   この碩学なる古人の正説を非認しその名称を乱る者は小泉氏等の学者達であっての読み方
牧野富太郎 「植物記」

...ますます思い乱るる妄想(もうぞう)をやるにところなし...   ますます思い乱るる妄想をやるにところなしの読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...問はぬをもなどかと問はで程ふるにいかばかりかは思ひ乱るる苦しかるらん君よりもわれぞ益田(ますだ)のいける甲斐(かひ)なきという歌が思われます...   問はぬをもなどかと問はで程ふるにいかばかりかは思ひ乱るる苦しかるらん君よりもわれぞ益田のいける甲斐なきという歌が思われますの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...心には秋の夕べをわかねどもながむる袖(そで)に露ぞ乱るるこんな歌も詠(よ)まれた...   心には秋の夕べをわかねどもながむる袖に露ぞ乱るるこんな歌も詠まれたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...金殿の中に思い乱るる彼の心の憂いを払いつくすには足らざるなり...   金殿の中に思い乱るる彼の心の憂いを払いつくすには足らざるなりの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...乱るる裾(すそ)は手に取れど...   乱るる裾は手に取れどの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...萩(はぎ)の乱るる垣根越しに白い横顔――下婢(かひ)を連れてたたずんだのが...   萩の乱るる垣根越しに白い横顔――下婢を連れてたたずんだのがの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

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