...デンマークは和を乞いました...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...お教えを乞います...
海野十三 「火星兵団」
...そこで弟のカムヌナカハミミの命が兄君の持つておられる武器を乞い取つて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...他日自分は専門家の鑑定を乞い...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...なまじいの慈悲心を出して命乞いなどをしなさんなよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなた方にお暇乞いもせず...
中里介山 「大菩薩峠」
...知友にも勧誘を乞いて...
福田英子 「妾の半生涯」
...最後の暇乞いとな...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...物乞いの餓鬼を引き離し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...わたしはそれをあまり夢中に乞い求めたり・それに執着しすぎたり・しないように用心しなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここに反省を乞いたい一事がある...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...お客様じゃないンですよ」「物乞いかえ」「ええ...
吉川英治 「江戸三国志」
...故主の墳墓の土も乾かぬうちに、曹操へ降を乞い、国を売るの賊、汝らこそ怪(け)しからん...
吉川英治 「三国志」
...雨乞い神事の一つとして催される...
吉川英治 「私本太平記」
...雨乞い祭りも今日限りと聞いたので...
吉川英治 「私本太平記」
...「――ああせめて、もう半歳(はんとし)も竹中半兵衛が生きていたら」と、秀吉は、地下の人に、これを見せてやりたいと思うにつけ、「官兵衛孝高の終始一貫変らぬ信義こそ、きょうある第一の功」と、書をもって、信長に乞い、彼のために、播州で一万石の領土と感状とを乞いうけて与えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...松明(たいまつ)だけを乞いうけて帰途についた...
吉川英治 「新書太閤記」
...二年あまりを、そうして、あてどもなく疲れあるいた彼は、ふいに、青蓮院(しょうれんいん)の門前にあらわれて、取次を乞い、見ちがえるほど痩せおとろえた姿で、師の慈円(じえん)僧正のまえに坐った...
吉川英治 「親鸞」
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