...その内容は甲部 六藝及小學等書乙部 古諸子家・近世子家・兵書・兵家・術數丙部 史記・舊事・皇覽簿・雜事丁部 詩賦・圖讚・汲冢書といふ分け方である...
内藤湖南 「支那目録學」
...これで見ると、甲部は藝文志の六藝略に當り、乙部では、古諸子は諸子略に當り、近世子家は漢以後晉までに著述されたものであり、兵書と兵家とに分けたのは、兵書は兵家の如く一家言をなしたものでなくして、普通の軍事に關したものを云ひ、術數は藝文志の數術であるが、恐らく方技を含むのであらう...
内藤湖南 「支那目録學」
...乙部なるとこへ消えた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...舳艫相銜至乙部...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...地名は耳で聴くものだから当然に乙部に所属するが...
柳田國男 「地名の研究」
...乙部八兵衛尉(おとべはちべえじょう)らと共に一揆の徒にくみし...
山本周五郎 「死處」
...乙部八兵衛尉のうらぎりに依(よ)って城を乗取り...
山本周五郎 「死處」
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