「乗せる」の意味
車両などに人や物を載せること
小説での「乗せる」の使い方
...右足を左の腿(もも)の上に積み乗せるようにしてその足先をとんびにしてすわってみた...
有島武郎 「或る女」
...あれだけの自動車がいつ客を乗せる番に廻り合わせるのかと思っただけで気が揉めるであろうのに...
上村松園 「中支遊記」
...靴台に足を乗せる...
梅崎春生 「記憶」
...それに金博士を乗せると...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...又新婦を乗せるのも凡てこの舟によるさうである...
高濱虚子 「古江」
...人間を乗せるロケットでは...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...膝の上に肱(ひじ)を乗せる...
夏目漱石 「虞美人草」
...三室銀子を押し込めるように乗せると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...まん円で掌(て)に乗せると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は二人を膝に乗せる...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……艀舟へ乗せるわずかの暇に見おくりの親子兄弟と名ごりを惜しませるんですが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...五人を乗せる船をつくればよいと...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...活字を乗せるといふ人間の動作は...
北條民雄 「精神のへど」
...カトリーヌおばさんはみんなを乗せる馬車を言いつけて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...用意の出来ている白馬三頭立ての花で飾った馬車へ乗せると...
夢野久作 「白髪小僧」
...水先を乗せるのが規則なんだから仕方がない...
夢野久作 「焦点を合せる」
...サマリイの女のように肩に乗せることはしない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...のみならず東京に慣れない目の悪い老人を今の東京の電車にひとりで乗せるわけには行かぬ...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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