...之を非とせんと欲するも未だ嘗(かつて)縄尺(じようしやく)に乖(そむ)かず...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...晩年暫らく相乖離(あいかいり)していたのを衷心遺憾に思いながらも...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...大阪の本社とは日に乖離(かいり)するが東京の編輯局へは度々出入して自然親(したし)みを増し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...間階桃花(かんかいとうか)取次に開く昨日踏青(とうせい)小約未だ応(まさ)に乖(もと)らざるべし嘱付(しょくふ)す東隣の女伴少(すこし)く待ちて相催すなかれ鳳頭鞋子(ほうとうあいし)を着け得て即(すなわ)ち当(まさ)に来るべし朗吟が終った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...かえって乖離(かいり)敵対のもっともはなはだしき原因となれり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...將た板垣伯が乖謬無名の辭表を天に捧げて宸襟を煩はし奉りたる際にも此の一侯一子が閣僚として曾て板垣伯に善を責むるの道を盡さず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...将た板垣伯が乖謬無名の辞表を天に捧げて宸襟を煩はし奉りたる際にも此の一侯一子が閣僚として曾て板垣伯に善を責むるの道を尽さず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...作者の芸術的意図と生活意欲との乖離がある...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...法王を仆(たお)せ!(そのころ万事が皆ローマと乖離(かいり)していたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...男は大抵乖戻放慢の徒で...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...倫理面に活動するていの文芸はけっして吾人内心の欲する道徳と乖離(かいり)して栄える訳がない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...すると琴子は気質転移をひきおこした乖離(かいり)病患者のようなめざましい上機嫌になって...
久生十蘭 「ハムレット」
...追想喪失症と精神乖離症の合併とでもいうところかね...
久生十蘭 「ハムレット」
...機動演習の延期を命令し同時に軍司令部と参謀本部の方略的乖離を計画して...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...決して乖背(かいはい)し離(きり)したいとは願わないようなものの...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この原則から乖離しても差支えないという場合が...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...兩者の間に乖離が生じる...
三木清 「歴史哲學」
...また乖離せしめるものでもあつた...
三木清 「歴史哲學」
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