...久助は今、岩に腰をかけて、煙管(キセル)でぷかぷかと一服休んでいる...
池谷信三郎 「忠僕」
...土地の人だって知っちゃいますまいよ」と久助がいう...
中里介山 「大菩薩峠」
...滅相(めっそう)な」老巧の久助も面(かお)の色を変えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...久助もまた居たり立ったりして心配してみましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...十三塩尻から五千石通りの近道を、松本の城下にはいって、机竜之助と、お雪ちゃんと、久助の一行は、わざと松本の城下へは泊らずに、城下から少し離れた浅間の湯に泊り、そこで一時の旅の疲れを休め、馬をやとい、食糧を用意して、島々谷(しまじまだに)の道を分け入ることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...白骨に残して置いた同行の久助さんのことを考えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで、はあはあと嵐のような息をついて、屋形船の一方の柱にとりついて、お雪ちゃんがためらっていると、それとは知らぬ、土手の往来に面した一方の片側で、久助さんと、堤上を通る旅人との問答、「存じません」これは久助さんの返事...
中里介山 「大菩薩峠」
...久助君の世界にはいってきた...
新美南吉 「嘘」
...久助君は、いきをのんで見つめていた...
新美南吉 「嘘」
...太郎左衛門がわらいながら、「ねえさんのばかタン」と前おきして、わけを話してくれたので、なんだ、そうだったのかと、久助君は思った...
新美南吉 「嘘」
...いちばんあとからついていきながら、久助君は、だが待てよと、心の中でいった...
新美南吉 「嘘」
...久助君はひと目でたしかめた...
新美南吉 「川」
...久助君は、天井から吊した玩具の太鼓の下に、仰向けに寝ころがつて、足で太鼓をたたいてゐた...
新美南吉 「耳」
...……久助も、きつぱりとさういつて、古い、悪いしきたりを英雄的に改めたかつた...
新美南吉 「耳」
...久助君の家とは親戚の...
新美南吉 「耳」
...久助に連れられて...
吉川英治 「江戸三国志」
...――久助さん、久助さん」少しあわてて呼び起こしましたが、返辞がないので、境のふすまを細目に開けてみますと、その部屋は、閾際(しきいぎわ)から枕元へかけて、ぶちまけたように一面の血汐(ちしお)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...「おのれッ――」と、ほとんど間髪も容れず、久助の襟がみは、その武士の迅速な手に引ッつかまれ、路傍の煮売屋の葭簀(よしず)へむかって、もんどり打つばかり叩きつけられていた...
吉川英治 「大岡越前」
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