...主膳の話だと、今度のいくさは味方に取って容易ならぬ苦戦で、敵は既に此の本城の周囲にある多くの子城(こじろ)を攻めおとして、二萬騎にあまる軍勢が此の山の麓(ふもと)を幾重にも囲んでいる...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...青木主膳の眠りを破ることよりも...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...挨拶に出た主膳の家来どもを怪訝(けげん)な眼でながめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...燈火(ともしび)は暗し数行虞氏(すうこうぐし)が涙(なんだ)――」こんなことを言いながら神尾主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳は幸内を引き下ろしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳が酒乱の犠牲となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...神尾主膳のために井戸の底へ投げ込まれた時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなた様は御先代の神尾主膳様御寵愛(ごちょうあい)のお部屋様...
中里介山 「大菩薩峠」
...神尾主膳の新ばけもの屋敷も...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳も、その辺は、とうに心得ているから、凧のひっかかったほどに、興味も感ずることなく、「まあ、上れ」自分も再び腰を据(す)えて、時にとっての相方(あいかた)に、多少の張合いを持つことができたようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳はそれほど気が進んではいない...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴様たちはこれで帰れ」主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...座敷を間違えました」主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...神尾主膳が進んで行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳は立って荒々しく押入や戸棚をあけて見たけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...今の神尾主膳も、百姓を見ると胸を悪くすること、この歴史から来ている...
中里介山 「大菩薩峠」
...T「虫が好すぎるぜ大将」で主膳グーの音も出ない...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...榊原主膳が持って来た訳文は...
山本周五郎 「風流太平記」
便利!手書き漢字入力検索