...諦めて歸るか」鈴川主水は自若としてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の鈴川主水の指圖を受けて下男の猪之松はよく働いてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人殺しの證據か」主水はもう一度激しく突つかゝるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水主水夫といっても...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...主水は群舞にまぎれてお糸の方を刺すつもりだった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...身も世もない思いをしていらっしゃったのです」主水は腕を組んで眼をつぶった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...鈴木主水の書置はどれほどの効果があったか知らないが...
久生十蘭 「鈴木主水」
...「享保撰要類集」や大久保主水の「天正日記」の古地図を引繰り返して...
久生十蘭 「魔都」
...茂庭主水(もんど)...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...采女はすぐ主水の屋敷まで出るつもりだった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...主水の話しを聞かないとしたらどうだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――が、一歩、水から岸へあがるせつなに、典厩の家の子樋口三郎兵衛、横田主水などが、「やわか、御首を」と、斬りつけた...
吉川英治 「上杉謙信」
...それは十数年前に碇(いかり)ヶ関(せき)の山中でわかれた福原主水(もんど)のなれの果てであった...
吉川英治 「鬼」
...部将の千田主水(せんだもんど)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...片桐与三郎、千田主水など、あっというまに、枕をならべて仆れ、岩越次郎左衛門や秋田加兵衛も、たたかいたたかい、血けむりの叫喚(きょうかん)のなかに姿を没し去った...
吉川英治 「新書太閤記」
...高木主水清秀(たかぎもんどきよひで)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...主水は露骨に不平のいろを示した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...筒口(つつぐち)を揃えろ」大村主水(もんど)を先頭にして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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