...主家に招かれた。...
...私は主家に仕えることになった...
...主家の家宝が盗まれた...
...主家は古い家柄だ...
...主家と取引を始めた...
...我事(わがこと)すでに了(おわ)れりとし主家の結末と共に進退(しんたい)を決し...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...あたかも主家を解散(かいさん)したるその功を持参金(じさんきん)にして...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...隆夫はなるべく主家へ顔出しをしないのがよかったのである...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...主家の不名誉になるようなことは書く筈がないと思われる...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...さしも大身代の主家を破産の悲運に陥(おとしい)れたものであった...
徳田秋声 「縮図」
...二宮本武蔵は主家新免(しんめん)氏に従って...
直木三十五 「巌流島」
...つまり、不時に、思いがけぬ人の気配(けはい)を感じたればこそ、畜犬が、主家の防備と、自己保存の本能のために叫びを立てたに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...恥を忍んで主家を退轉したと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七日目に主家に戻つたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主家なきものを守護職に属せしむる」ということを申し立ててもおりますし...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...主家のかみ屋敷は上野池の端にあり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...代々二百五十石で仕えていた主家を浪人し...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...主家の仇(あだ)とか...
吉川英治 「江戸三国志」
...主家の大事です」「大事と思ったら...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家のためにも、百姓のためにもならず、大きくは、泰平の招来を遅くするだけのもので、弓矢の本義とは、決してそんなものではないはずでおざろう」と、官兵衛一流の見解をのべて、まず相手の荒胆(あらぎも)をなだめ、諄々(じゅんじゅん)と、(――やがて、次代の世は、かくなるものである)と、信長の抱負(ほうふ)を語り、秀吉の人となりをそれとなく話し、いつか花房助兵衛の心をまったく捉(とら)えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家の武運を売り物にしている厄介なシロ物が...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉と和すことこそ主家の安全第一と信じていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...父の無二斎がその新免という姓を主家からゆるされた盛りの時代に建てた屋敷なので...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索