...主家に招かれた。...
...私は主家に仕えることになった...
...主家の家宝が盗まれた...
...主家は古い家柄だ...
...主家と取引を始めた...
...主家のを写したのであるから...
淡島寒月 「凧の話」
...めったに主家(おもや)に顔を出さなかった...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...去(い)んぬる弘治(こうじ)三年の秋薬師寺家の家老馬場和泉守石山本願寺の勢を頼みて主家を横領しければ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...倅に勧めて主家を退転...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旧主家の内儀を迎えたか...
林不忘 「あの顔」
...いかにも御主家の名はうけたまわりますまい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...主家のため憎い源次郎を討たむとして主人を手負いにしてしまった孝助の驚き...
正岡容 「我が圓朝研究」
...見聞した事を数度に主家へ注進した文書である...
森鴎外 「大塩平八郎」
...習慣として旧主家の名はそれとは云わない...
山本周五郎 「雨あがる」
...あなたは小幡藩士として主家にことあるときは一身を賭(と)すであろう...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...主家小寺家と荒木家とは...
吉川英治 「黒田如水」
...主家再興のために...
吉川英治 「黒田如水」
...自分の仕えている主家の大事――という観念の以外に――である...
吉川英治 「新書太閤記」
...主君を亡(うしな)い主家を滅亡させた例(ため)しは聞きません...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家を滅亡へ導こうとするか」「…………」「横山城の留守を襲うたこよいのことなども...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家のためにも、百姓のためにもならず、大きくは、泰平の招来を遅くするだけのもので、弓矢の本義とは、決してそんなものではないはずでおざろう」と、官兵衛一流の見解をのべて、まず相手の荒胆(あらぎも)をなだめ、諄々(じゅんじゅん)と、(――やがて、次代の世は、かくなるものである)と、信長の抱負(ほうふ)を語り、秀吉の人となりをそれとなく話し、いつか花房助兵衛の心をまったく捉(とら)えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...このみじめな主家の末路に哭(な)いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家斎藤家の亡滅後から...
吉川英治 「新書太閤記」
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