...彼女が不合格だった主因は、勉強時間不足だった...
...交通事故の主因として、運転手の怠慢がある...
...洪水の主因は、豪雨による河川の氾濫だった...
...失敗の主因は、戦略的な誤りにあった...
...企業倒産の主因は、経営者の責任にある...
...改築したばかりの小学校舎の壁が剥落して彼の辞職の主因をつくってしまった...
犬田卯 「瘤」
...これが近代の生の悩みの主因である...
大杉栄 「生の拡充」
...ある時子規居士は余の不勉強の主因を非風君の家に同居しているのに在るとして...
高浜虚子 「子規居士と余」
...なぜ快眠がめぐまれないのか(労働しないことがその主因であらうことは知つてゐるけれど)...
種田山頭火 「其中日記」
...トロイア戰役の主因...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...自由黨内閣が彼れに愛蘭尚書の位地を與へざりしもの其の主因たりしが如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の破壞の主因は内閣の一部と閣下の椿山莊とを傳流せる一種の電氣力に在りたるは復た疑ふ可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の破壊の主因は内閣の一部と閣下の椿山荘とを伝流せる一種の電気力に在りたるは復た疑ふ可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...性格の残忍刻薄が主因だったから自業自得といえばそれまでだが...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...実にこれ味方敗北の主因となるに至りしこと...
野中到 「寒中滞岳記」
...若し科擧を以て支那の衰へたる主因となさば...
原勝郎 「貢院の春」
...さて何故に鎌倉時代の初期にあらわれた彼の新気運が、そもそも頓挫してこの始末になったかということについては、けだし種々の原因もあろうが、主因としては、従来の文明の根柢がすこぶる堅く、これを動かして方向を転ぜしめることの容易でなかった点にある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...主因は実験場の気象条件のせいだと思われた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...災難の元凶、貧乏の主因だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一族の誇りこそが動機の主因だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...まずは海馬楊枝魚海天狗など竜馬折衷の魚が竜棲むてふなる海中に少なからぬが一の主因だろう...
南方熊楠 「十二支考」
...これが彼のギルドの失敗の主因である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...欠損の主因はファーニッシング・デパートメント仕入の際...
吉行エイスケ 「新種族ノラ」
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