...主体的に表現する辞の区別も行為形式の相違である...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...処がインテリゲンチャの問題を主体的に取り上げる段になると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...従ってその意味で主体的に捉えなかったことが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...――そしてもし之をイズムや何かという具合に主体的に理解したいなら...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...また単に主体的に潜在的なるものが顕現的となるというのでもない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...ただアリストテレスは行為を十分主体的に捉えず...
三木清 「解釈学と修辞学」
...重要なのはその意味をどこまでも主体的に把握することである...
三木清 「人生論ノート」
...末法思想は彼においてあくまでも主体的に把握された...
三木清 「親鸞」
...末法の自覚は自己の罪の自覚において主体的に超越的なものに触れることを意味している...
三木清 「親鸞」
...主体をそのものとしてどこまでも主体的に見てゆくというのは科学のことでなく...
三木清 「哲学入門」
...しかし意識において主体は主体的になるのである...
三木清 「哲学入門」
...主体が主体的に表現される所は意識である...
三木清 「哲学入門」
...けれどもそれが主体的に表現される所は意識を措いてないのである...
三木清 「哲学入門」
...主体は真に主体的になるのである...
三木清 「哲学入門」
...それを主体的に自覚してゆくということは...
三木清 「哲学入門」
...却って主体的に捉えることである...
三木清 「哲学入門」
...主体的に自分から死ぬということについては...
宮本百合子 「浦和充子の事件に関して」
...性格(主体的には自己)がモティヴとなって来ている十九世紀末以降の文学は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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