...その頃習ったものは修礼(お作法)手芸が主なものでした...
上村松園 「今日になるまで」
...などがその主なものであったが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...その一番根本でまた主なものは字数が十七字であるということが一番大きな特色である...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...ワットの「発明」の主なものは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...言論機関――その主なものがタルドでは印刷である――を媒介として結合した処の集団であった...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今日のブルジョア哲学の主なものの多くこそ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それらの主なものを...
豊島与志雄 「北支点描」
...その主なものとしては...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...主なものは三體であつて...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...けれども詩人の仕事を困難にした一番主なものはこの道理だ...
中原中也 「小詩論」
...しかし私の動かなくなった原因の主なものは...
夏目漱石 「こころ」
...巌谷小波などというのが主なものだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...主なものだけを言ってみましょう...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...時機の熟すのを待たなかった事の後悔が主なものであった...
水上滝太郎 「九月一日」
...ロシアのものなら古典の代表作と現代の主なものは知っているという結果になった...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...伊沢氏から還された書籍の主なものを津軽家の倉庫にあずけた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...今度の主なものは焼物であつた...
柳宗悦 「赤絵鉢」
...今年の製作品が主なものだ...
横光利一 「欧洲紀行」
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