例文・使い方一覧でみる「主だった」の意味

...主だった人々も植民の当初には二つの理由からしてかれらの最初の住居をこういう式ではじめた...
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...召使の主だったもの二人ばかりを手伝わせて... 召使の主だったもの二人ばかりを手伝わせての読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...外の主だった人は皆揃っていた... 外の主だった人は皆揃っていたの読み方
チェスタートン　Chesterton 直木三十五訳「秘密の庭」

...この村中を買占めてしまった大地主だった... この村中を買占めてしまった大地主だったの読み方
徳永直「麦の芽」

...他の侍女達や主だった二三の家来達が... 他の侍女達や主だった二三の家来達がの読み方
豊島与志雄「夢の卵」

...助手たちの家庭や学生の下宿が主だった... 助手たちの家庭や学生の下宿が主だったの読み方
永井隆「ロザリオの鎖」

...善良な心の持主だった広重に... 善良な心の持主だった広重にの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...私がお嫁に行った家は地主だったけど... 私がお嫁に行った家は地主だったけどの読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...Ｋがよく知っているある工場主だった... Ｋがよく知っているある工場主だったの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「審判」

...どこまでもやさしい心の持ち主だった父は... どこまでもやさしい心の持ち主だった父はの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...数え年の十三歳（生活年齢は十二年と五カ月）で尋常四年生の彼は原級留置（とめおき）を二度も喰った落第坊主だった... 数え年の十三歳で尋常四年生の彼は原級留置を二度も喰った落第坊主だったの読み方
本庄陸男「白い壁」

...その時立ち寄ったある寺の住職は面白い坊主だった... その時立ち寄ったある寺の住職は面白い坊主だったの読み方
武者金吉「地震なまず」

...優しい柔らかい心の持ち主だったではないかと... 優しい柔らかい心の持ち主だったではないかとの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...小さな八畳ほどの部屋には日本人が主だったが... 小さな八畳ほどの部屋には日本人が主だったがの読み方
横光利一「旅愁」

...これも雑兵にしてはおどろくべき怪力の持ち主だった... これも雑兵にしてはおどろくべき怪力の持ち主だったの読み方
吉川英治「三国志」

...当国の下野城（しもつけじょう）の城主だった... 当国の下野城の城主だったの読み方
吉川英治「親鸞」

...上州大胡（おおご）の城主だった上泉伊勢守は... 上州大胡の城主だった上泉伊勢守はの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...――貴様は何者だ」襟がみを掴（つか）んで、ずるずると、引（ひ）き摺（ず）り出すと、鬘（かつら）が落ちて、露八は、坊主だった... ――貴様は何者だ」襟がみを掴んで、ずるずると、引き摺り出すと、鬘が落ちて、露八は、坊主だったの読み方
吉川英治「松のや露八」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩