例文・使い方一覧でみる「丸窓」の意味

...おくの壁についている丸窓のような形のとびらをあけ... おくの壁についている丸窓のような形のとびらをあけの読み方
海野十三「火星兵団」

...丸窓のような形をした入口をくぐって... 丸窓のような形をした入口をくぐっての読み方
海野十三「火星兵団」

...房枝は、だまって、丸窓をはなれた... 房枝は、だまって、丸窓をはなれたの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...丸窓から覗いたとて... 丸窓から覗いたとての読み方
江戸川乱歩「湖畔亭事件」

...と見る間にその目が大きくなって丸窓一杯にひろがり... と見る間にその目が大きくなって丸窓一杯にひろがりの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「妖影」

...書斎の丸窓も芭蕉（ばしょう）朽ちて穏（おだやか）なる日の光終日（ひねもす）斜にさすなり... 書斎の丸窓も芭蕉朽ちて穏なる日の光終日斜にさすなりの読み方
永井荷風「矢はずぐさ」

...曲者が出た場所の判らないのは驚いたよ」「？」「――重三郎が丸窓を開けて下手人を離屋の中へ入れた...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――お前はガチヤガチヤやりながら丸窓を開けた」「――」「締つてもない丸窓を...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――今朝開いてゐた丸窓を一度締めて又開けたのは... ――今朝開いてゐた丸窓を一度締めて又開けたのはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...丸窓から入ると、主人はお仲が來たと思ひ込んで狸寢入（たぬきねいり）か何んかやつてゐたんだらう... 丸窓から入ると、主人はお仲が來たと思ひ込んで狸寢入か何んかやつてゐたんだらうの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お前はガチャガチャやりながら丸窓を開けた」「…………」「締ってもない丸窓を...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...――すると丸窓の他には出入口はないことになる... ――すると丸窓の他には出入口はないことになるの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...夜中に丸窓を開けておくから来いと言いました... 夜中に丸窓を開けておくから来いと言いましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...その邊は一面の血の海です」「確かに丸窓の方を向いて」「間違ひありません...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...私は丸窓の下の経机に凭つて終日坐禅を組んでゐるだけだつた... 私は丸窓の下の経机に凭つて終日坐禅を組んでゐるだけだつたの読み方
牧野信一「天狗洞食客記」

...丸窓を持った一間（ひとま）だった... 丸窓を持った一間だったの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...また塔の中段に丸窓はあるも... また塔の中段に丸窓はあるもの読み方
武者金吉「地震なまず」

...水明りの映る浜座敷の丸窓へ... 水明りの映る浜座敷の丸窓への読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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