...丸切り大根のお汁にもろこし粉をこね丸めて入れたのやを添へにして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...こうして丸切りにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...午後は丸切り陽が射さないし...
北條民雄 「鬼神」
...どういふ変化が彼女の心を襲つたのか丸切り判らない...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...丸切り猩猩と猩猩とが愛し合つてゐるやうな有様...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...彼は丸切りこの男のことを忘れてゐたのではなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
...丸切り気もつかないでゐたのである...
北條民雄 「発病した頃」
...秩序を保つて書き進めるといふことは丸切り出来なかつた...
北條民雄 「発病した頃」
...私は花など眺めたことは丸切りなかつたのであるが...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...再発後は丸切り効かないつて...
北條民雄 「癩院記録」
...丸切り思ひ遣りと云ふものゝない...
森田草平 「「青白き夢」序」
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