...だいたい丸いですよ...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...二つの丸い大きな石ころがころがっていた...
江戸川乱歩 「影男」
...大分冷えてきたので脱いで座右においておいた頭巾(ずきん)を取り上げて四つに折って丸い頭の上に載せる...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...東京市の丸い紋章にじゃれついている青銅の唐獅子(からじし)の下で...
太宰治 「葉」
...窓縁につつましく並べて置いた丸い十本の指を矢鱈にかがめたり伸ばしたりしながら...
太宰治 「列車」
...丸い棘のある実が生って居るのを...
田山花袋 「新茶のかおり」
...眼の丸い人のよい蜘蛛(くも)に似ている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の枕元へ丸い行燈を据(す)えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...見返えると、大きな丸い影と、小さな丸い影が、石甃(いしだたみ)の上に落ちて、前後して庫裏の方に消えて行く...
夏目漱石 「草枕」
...叔母は竹で編んだ丸い火桶(ひおけ)の上へ手を翳(かざ)して...
夏目漱石 「門」
...それが丸いものになつてもまだ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ほんの四文銭ほどの丸い痣――それも薄紫色をしたのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸い顎(あご)の下に合せた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四つ指鉱山はどうなるのかな」ザリの大きなまん丸い目がギラリ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...今貴様のうちにヒョロ長い女がまん丸い男をおぶって逃げ込んだから捕まえに来たんだ」「何だってその夫婦を捕まえるんだ」「その夫婦は奇妙な姿で屋根から屋根へ飛び渡って町中を騒がしたんだ...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...古びて形のくずれた丸い柔い旅行帽をかぶったマリアは...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...顏は正面から見ると割りに寸がつまつて丸いが...
三好十郎 「肌の匂い」
...そのマン丸い、うるうるした瞳と新鮮な頬の輝やきを曇らせて、はかなくも白け渡った投影を仄めかす...
夢野久作 「塵」
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