...さような御串戯(ごじょうだん)をなさる御人体(ごじんてい)でござりますか...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...御串戯(ごじょうだん)を...
泉鏡花 「浮舟」
...薄身に切りて幾條の串に貫き了すれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...串にさしたこんにゃくを買って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分はほかの串へさしては食い...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだきにやまべの串をもてきて呉れたるを鬼怒川のやまべ燒串うまけれどこゝろなの人やけふ持ちて來し鬼怒川の夏涸水のぬるき瀬にやまべとるらむみにも行かめど暑さはげしければ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...竹串にさゝれた生鰯が...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...嘘では無いか串戲では無いか...
樋口一葉 「わかれ道」
...いきなり焼鳥の串を口へ運びながら...
正岡容 「寄席」
...神風や玉串の葉をとりかざし内外(うちと)の宮に君をこそ祈れ(俊恵(しゅんえ))神祇(じんぎ)の歌といへば千代の八千代のと定文句(きまりもんく)を並ぶるが常なるにこの歌はすつぱりと言ひはなしたる...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...大串雅美 一冊十四...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...鰺の味噌焼と申して背から庖丁(ほうちょう)を入れて骨を除(と)った跡へ唐辛子の混ざった味噌を詰めて串へさして焼くのもあります...
村井弦斎 「食道楽」
...沢山の肉を焼く時にはその味を浸込(しみこ)ませるため鉄串(かなぐし)か箸(はし)でポツポツと肉へ孔(あな)を明けてもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...串本(くしもと)...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...大根や串柿と同様に...
柳田國男 「食料名彙」
...手に数取(かずと)りの紙縒(かみより)や竹の串(くし)をもって...
柳田国男 「母の手毬歌」
...「今日は鶉(うずら)の串焼きのうまいのがあるのよ」「刺身だ」と房二郎は手酌で一つ飲みながら云った...
山本周五郎 「へちまの木」
...一々切出小刀で腹を割いて一列に竹串に刺し...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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