...轉串機(くしまはし)は爐邊に絶え間なく音を立て...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...串戯(じょうだん)ではない...
泉鏡花 「遺稿」
...」と串戯(じょうだん)のように云って...
泉鏡花 「婦系図」
...新宮(しんぐう)と串本(くしもと)のあいだの海岸に...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...最初はまるで串戯(じょうだん)のように話した話が...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...蛙(かえる)の焼串や毒茸(どくきのこ)などを食べて成長し...
太宰治 「ろまん燈籠」
...(23)Imnichi その焼串の義...
知里真志保 「あの世の入口」
...闇市で一串(くし)拾圓の鰻の蒲燒を幾串も買つて土産(みやげ)にしたり...
永井荷風 「羊羹」
...大榎に串刺しに縫いつけらるべきはずの米友がそこにはいない...
中里介山 「大菩薩峠」
...とんかつ喜太八から串を買って食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...さらにその背骨にそって喉(のど)もとまで串(くし)をさし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その肉と皮の間を幾カ所もさいてそこに串(くし)を刺した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかも我慢できるだけ長く太い串を刺した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...串を境に刺すことは歴としたる出典がある...
柳田國男 「地名の研究」
...従っていわゆる公私共定の山野において平穏に串を刺すのは決して罪ではない...
柳田國男 「地名の研究」
...これを樹の枝に串刺にして置いて忘れる...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...もう一つぼくらの歸り途に屋臺をならべてゐる豚のレバを串ざしにした天ぷらと...
吉川英治 「折々の記」
...新治郡大串に住む源護に属する所領や管理地であった...
吉川英治 「平の将門」
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