...新潟県中越地震は、正断層を伴った地震であった...
...其可レ不下清二明其心一以對中越之上乎...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...始め私は椅子の背中越しに中を覗きこんだところ...
海野十三 「地獄の使者」
...博士の背中越(せなかご)しにこえをかけた...
海野十三 「人造人間の秘密」
...かなり前から稼行を続けていた中越(ちゅうえつ)炭礦会社の滝口坑は...
大阪圭吉 「坑鬼」
...中越炭坑株が、今日の午前の十一時頃から、かなり大きく動き出しているんです...
大阪圭吉 「坑鬼」
...丹後信濃越中越後より貢(みつぎ)とするも見えたれば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...そもそもこの登竜は越中越後(えっちゅうえちご)の海中に多く見受けられるものにして...
太宰治 「新釈諸国噺」
...―――」「熊谷」と呼ばれたまアちゃんは矢張ナオミの背中越しに...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...背中越しに聴いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...背中越しに籠を突き出してよこした...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...がさがさな象の背中越しに...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...此伊木が備中越前(びつちゆうゑちぜん)鎮撫総督(ちんぶそうとく)にせられた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...新潟県では『中越方言集』の記載によれば...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...振り返ってみると、それは一等運転手が、私の背中越しに、二人の水夫を目がけてピストルを発射したのであった...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...(てまえは、春日山の上杉弾正少弼(しょうひつ)謙信の家来、安中越前守長房、これなるは伜の三郎進(さぶろうすすむ)と申すもので)と、その父子(おやこ)は名乗った...
吉川英治 「篝火の女」
...上杉家の安中越前とは...
吉川英治 「篝火の女」
...松井田城と安中城のふたつも、安中越前守と、三郎進という父子(おやこ)の両大将が守っていて、これも頑(がん)としている...
吉川英治 「篝火の女」
...駒を止めた山中越えも通って――近江路(おうみじ)へさしかかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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