...日本は徳川時代に中興しました...
...明治時代には新たな中興が起こった...
...経済が停滞していた地域には中興企業が生まれた...
...彼の登場によって、その業界は中興された...
...彼が率いる新党は、国政を中興するべく結成された...
...中興は慈運律師云々と書いたところで大した面白味もなかろうが...
石川欣一 「山を思う」
...むずかしい顔をした本寺(ほんじ)中興(ちゅうこう)の僧の木像がすえてあった...
田山花袋 「田舎教師」
...フランクリンが「世界印刷術中興の祖」と謂はれる所以のもつとも大なるものは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...清長は浮世絵発達の歴史上その創始者なる菱川師宣(ひしかわもろのぶ)また錦絵の発明者なる中興の祖鈴木春信(すずきはるのぶ)と並びてこれらの三大時期を区別せしむべき最も重要なる地位を占む...
永井荷風 「江戸芸術論」
...徳川中興以後、松平楽翁だの、水野越前だの、問題ではあるが井伊掃部(いいかもん)だのという、名望と、手腕とを、備えた政治家が出でたればこそ、今日まで持ちこたえたのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして我国本草学中興の明星であり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...河内の道明寺中興住持の尼...
南方熊楠 「十二支考」
...表紙には生田氏(いくたうじ)中興池田氏過去帖慶応紀元季秋の十七字が四行に書してある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...中興大師のお手栽(う)えと称する榧(かや)の大樹が...
柳田国男 「雪国の春」
...中興の革新児をもって...
吉川英治 「大岡越前」
...中興の祖劉貞(りゅうてい)は...
吉川英治 「三国志」
...光武の中興に倣(なら)わんとするものである」と明らかに宣した...
吉川英治 「三国志」
...六月七日のようなこともある」「二度とあってはなりませぬ」「王政の中興を...
吉川英治 「私本太平記」
...ここへ土着した中興の祖は...
吉川英治 「新書太閤記」
...細川藩にとって中興(ちゅうこう)の祖ともいえる業績を遺(のこ)した人物である...
吉川英治 「新書太閤記」
...中興の良士なり”との勿体ない詔旨が宣(の)らせ給うてあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...剣法中興の人と伝えられている天真正伝神道流の飯篠長威斎(いいささちょういさい)などいう人々は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...美作吉野郡の竹山城城主新免氏に仕えたのが中興の人となっている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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