...日本は徳川時代に中興しました...
...明治時代には新たな中興が起こった...
...経済が停滞していた地域には中興企業が生まれた...
...彼の登場によって、その業界は中興された...
...彼が率いる新党は、国政を中興するべく結成された...
...第六章 中興から末路へ阿Qが再び未荘に現われた時はその年の中秋節が過ぎ去ったばかりの時だ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...鎌倉期の中興を経てついに再び廃頽堕落するに至った室町時代に及んで...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...豊満な肢体も露(あらわ)に群集の喝采(かっさい)に会釈して行くもの……丁抹中興の英主...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...むずかしい顔をした本寺(ほんじ)中興(ちゅうこう)の僧の木像がすえてあった...
田山花袋 「田舎教師」
...周知のやうに世界印刷術中興の祖と謂はれるベンジヤミン・フランクリンであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...然れども伯は少なくとも日本の外交史に新紀元を開きたる中興の外務大臣なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ここに甲源一刀流の一派を開き関東武術の中興と謳(うた)われたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...僅かに建武中興の程度に止めてしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...建武の中興が成ったとしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...中興の政府は、天皇の政府であるために、万事は、礼式を正しくし、衣服をかざる必要があった...
蜷川新 「天皇」
...そして我国本草学中興の明星であり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...河内の道明寺中興住持の尼...
南方熊楠 「十二支考」
...執政の功且主家征夷の職と共に中興の大行立つべし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蓮如によつて中興を見...
吉川英治 「折々の記」
...鹿島神流の中興の祖松本備前守を初めとして...
吉川英治 「剣の四君子」
...いまの天子をのぞいて、他の徳のある天子を立てようと」「お待ちなさい」荀はあわてて、彼の激語をさえぎりながら、「いかにも、許都の中興は、一にあなたの勲(いさおし)にちがいありません...
吉川英治 「三国志」
...ここへ土着した中興の祖は...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしその前の十数年は建武中興の失敗に引きつづいた国内混乱の時期であり...
和辻哲郎 「鎖国」
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