...頭の上から圧(おさ)えられるようだ」そういったのは白髪(はくはつ)の多い中河予審判事だった...
海野十三 「赤外線男」
...雁金検事、中河判事、大江山捜査課長の顔も見えた...
海野十三 「赤外線男」
...途中河野のところへ寄って見ましたけれどどこへ行ったのか...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...三 大阪府中河内郡...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これは田中河内守を殺した話でありますが...
田中貢太郎 「怪談会の怪異」
...是より後に出て佛學の新研究をした人は葛城の慈雲尊者(前に中河内の高井田に居た)である...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...家にかへるに中河與一氏來りて待てり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...五十八福井を出立した宇津木兵馬は、浅水、江尻、水落、長泉寺、鯖江、府中、今宿、脇本、さば波、湯の尾、今庄、板取――松本峠を越えて、中河、つばえ――それから柳(やな)ヶ瀬(せ)へ来て越前と近江の国境(くにざかい)...
中里介山 「大菩薩峠」
...清河一味を京都における討幕派巨頭田中河内介(たなかかわちのすけ)に紹介したのは京都の同志で医師を職業とした西村敬蔵(けいぞう)...
服部之総 「新撰組」
...」W「岸田国士、横光利一、川端康成、稲垣足穂、中河与一、尾崎士郎、石浜金作、井伏鱒二、嘉村礒多、中村正常、林房雄、楢崎勤、岡田禎子、堀辰雄、石坂洋次郎、その他読むべくして機会を逸してゐる作家もあるが...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...『類函』に『伝異志』を引いて唐の天宝中河南氏(こうし)県仙鶴観毎年九月二日の夜道士一人天に登るといって戸を締む...
南方熊楠 「十二支考」
...先月号の『行動』に婦人詩人中河幹子さんが...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...遙に歌人中河幹子氏の感情と芸術とを超えたものであることを痛感したのであった...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...中河与一等の「日本的なもの」へのたたかいを行っている...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...武蔵都筑(つづき)郡柿生(かきお)村大字片平岩代安積(あさか)郡片平村大字片平大和山辺(やまべ)郡波多野村大字片平河内中河内郡北高安村大字楽音寺字片平伯耆(ほうき)西伯(さいはく)郡大山村大字宮内字片平山土佐幡多(はた)郡橋上村大字野地字片平山美濃土岐(とき)郡多治見(たじみ)町字片平同恵那(えな)郡明知(あけち)町字片平阿波那賀郡今津浦は昔の町屋の地で...
柳田國男 「地名の研究」
...中河与一氏の諸作に於けるが如く...
横光利一 「新感覚論」
...もう中河内の平野には...
吉川英治 「日本名婦伝」
...中河の上人(しょうにん)とも...
吉川英治 「源頼朝」
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