...騒音が多くて、授業中気が散る学生が多い...
...恐怖人事を聞かされてから、彼は一日中気が滅入っていた...
...一日中気持よく人力車を走らせた後...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私たちは捜査中気になって仕方がありません...
海野十三 「恐怖の口笛」
...中気に罹ったように膨れ過ぎて往来へごろごろ転がり出しているのもあった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ただ中気(ちゅうき)で手足のきかぬ祖父(おじい)さんと雇いばあさんがいるばかり...
寺田寅彦 「竜舌蘭」
...ハイデルベルヒの酒樽(さかだる)が中気にかかって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その蘭がうまく描けると一日中気持がよかつた...
野口雨情 「小川芋銭先生と私」
...先代の御主人は中気(ちゅうき)で亡くなりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金は出来たが中気にあたった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中気で手が顫(ふる)えるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...激しい仕事をする人間じゃない――多分中気で行倒れになって居る物貰いを拾って来て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一晩中気分が重っくるしくって...
林芙美子 「新版 放浪記」
...一晩中気分が重っくるしくって...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...道中気をつけて行って下さい」「ありがとうございます」と主婦は答えた...
本庄陸男 「石狩川」
...半中気で耳の遠い老人にニーナの言葉はまるできこえなかった...
「赤い貨車」
...途中気をつけてな...
三好十郎 「樹氷」
...そうして中気(ちゅうき)病みのようにわななく手を左のポケットに突込んで...
夢野久作 「暗黒公使」
...痛切なところでは俗に所謂(いわゆる)『泣き中気(ちゅうき)』とか『笑い中気』とかいうのがある...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...中気(ちゅうき)にでもかかったのじゃないか知らん……考えているうちに...
夢野久作 「爆弾太平記」
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