...彼は真面目で中正な性格だ...
...彼女は中正な判断力を持っている...
...政治家は中正な判断力を持っているべきだ...
...中正な取り組みが求められる問題だ...
...彼の中正な行動は周りから信頼されている...
...田中正造翁は面會に來てくれた時...
石川三四郎 「浪」
...沼南の清節は袍弊袴(うんぽうへいこ)で怒号した田中正造(たなかしょうぞう)の操守と違ってかなり有福な贅沢な清貧であった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...第四章佐野の選挙本部にあてられた村山半の門先には「田中正造君万歳」と墨色をにじませた大旗が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正造は遼東還附の罪責...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...最後に田中正造が登壇して国家と人民との関係から説き起した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正造ほか四十六名を提出者とし...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正造の議会演説に狼狽した古河が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...けれども、或はその身が改進党なるがために政府に反対するとか、大隈党なるがために政府に反対するとか、左様なケチな根性は田中正造にはありませぬでも、人は左様な考えを持っているかも知れませんからして――また死人を目前に積んでおいていうことを、或は党派のためにいうのであるとか、己の選挙区のためにいうのであるとか、かような賤しい解釈を下されても、田中正造は、それだけの人間でございますからよろしゅうございますが、大切なるこの問題を、この解釈の中に埋沈され、国家の人々をして見る所を誤らせてはなりませぬ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この田中正造を狂人かなにかにして取扱ったのだ」いかにも痛憤に堪えぬという口吻であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」「あれが田中正造だよ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...偏(かたよ)らぬ中正の道です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...如何にも田中正造の言ふ如く亡びたと思ふて居るのであるか...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...中正の理論を立てて...
蜷川新 「天皇」
...長は谷中正運寺に葬られた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...随つて彼の「人情も中正を得」ざるものとなした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...快楽に対しても苦痛に対してもそれぞれ最も中正な度合いを与えたとも信ぜられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...判断が不動で中正不偏な状態にあることを幸福であるとし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ自体穏和中正なものであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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