...彼は真面目で中正な性格だ...
...彼女は中正な判断力を持っている...
...政治家は中正な判断力を持っているべきだ...
...中正な取り組みが求められる問題だ...
...彼の中正な行動は周りから信頼されている...
...シヨオペンハウエルはその観念的態度に於て中正を失つて「無」に...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...其思想や穩健にして中正...
石川啄木 「雲は天才である」
...矢張り穩健で中正で無愛憎(ぶあいそう)で...
石川啄木 「雲は天才である」
...人もしその中正を保たんとするときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...最後に田中正造が登壇して国家と人民との関係から説き起した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その惨憺たるありさまに感奮して「田中正造を山師だと思いこんでいたのは自分の誤であった」と述懐するとともに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正造の言を針小棒大の空言として顧なかった不明を恥じるともいった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...本隊が田中正造の説諭で帰郷したことを伝えきいて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...いうまでもなく田中正造であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正造もまた一行の案内に遺漏なからしめるために病躯を押して同行した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この田中正造を狂人かなにかにして取扱ったのだ」いかにも痛憤に堪えぬという口吻であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中正子は、笠井直吉と同じ隣組の中にいました...
豊島与志雄 「土地に還る」
...たしかに蒼ざめてると思えるへんに白い顔に、眼が大きく見据えられ、首をすっと伸し、右肩を少しく落しかげんにして、襟をきっと合わせた黒っぽい着物の胸から下は、夕闇にとけこんでいて……なにか亡霊にも似た、それが、田中正子でした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...田中正子が毒薬をのんで自殺をはかったが...
豊島与志雄 「土地に還る」
...中正派と称せらるる政治上の一派は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...中には中正穏健な論説が少なくなく「ただ一読するに止めるのが惜しいので...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...この二つの極端の間に中正な節制を見出した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...香川県大川郡の会員田中正夫君から...
柳田国男 「年中行事覚書」
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