...しかしながら渡瀬はそれしきのことで自分の仕事を中止する気にはなれなかった...
有島武郎 「星座」
...当時他の研究に多忙の際なりしかば此の専門外の実験は一時之を中止することとせり...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...その三分の一のところで中止するのやむなき事態にいたった...
海野十三 「怪星ガン」
...コレラの罹患はあの水の使用を中止する前に減少していたので...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ついに計画を中止するの止むなきに至ったのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...送金を中止するより他は無かったろう...
太宰治 「東京八景」
...毒流しを中止するか決行するかに就(つ)いて相談しあった...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...本員等又政府に對する質問は暫く枉げて中止することゝし...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...瞬く隙も戰鬪を中止することあらざらん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...決して憲法を中止するが如き大英斷を施し得る如き人物に非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...決して憲法を中止するが如き大英断を施し得る如き人物に非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「以来もはや濃霧のために作戦を中止するなどの必要は解消した...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...断然これを中止するのであるが...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...部分の付加を中止するとき...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...どつちも辛いのなら金をやるから理髪店へ行つて来るが好からう――斯ういふことを云ふと親も子も悦んで中止するのであつたが...
牧野信一 「創作生活にて」
...のち故あってせっかくの『大日本植物志』も第四集のまま中止することとなったのです...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...切開することは中止するようにとのことで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...けだし事業者は彼れの職業を中止するか...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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