例文・使い方一覧でみる「中条」の意味

...恒州の中条山というところに棲んでいて... 恒州の中条山というところに棲んでいての読み方
薄田泣菫「艸木虫魚」

...中条百合子さんだ... 中条百合子さんだの読み方
薄田泣菫「茶話」

...「暮の街」や「村からの娘」は、大抵の婦人評論家が取り上げる婦人問題の評論であるが、中条氏の場合は、ただの所謂婦人問題をつき抜けている点を買わねばならぬ...
戸坂潤「読書法」

...文学では（蔵原惟人、宮本顕治）森山啓、窪川鶴次郎、中条百合子、青野季吉、其他の諸氏である... 文学では森山啓、窪川鶴次郎、中条百合子、青野季吉、其他の諸氏であるの読み方
戸坂潤「日本イデオロギー論」

...中野重治、中条百合子、窪川鶴次郎、森山啓（後の二人の詩人兼評論家は最近「作家」の仲間入りをしたとも云うことが出来よう）、貴司山治、其の他、大まかに云った左翼にぞくしていた人達に、この傾向の著しいことは、意味のあることだが、そうでない作家にも若い時代としては阿部知二とか伊藤整とかいう評論家兼任の者が少なくない... 中野重治、中条百合子、窪川鶴次郎、森山啓、貴司山治、其の他、大まかに云った左翼にぞくしていた人達に、この傾向の著しいことは、意味のあることだが、そうでない作家にも若い時代としては阿部知二とか伊藤整とかいう評論家兼任の者が少なくないの読み方
戸坂潤「文芸評論の方法について」

...結局中条直一は吉田の存在を呪うより外仕方がなかったのである... 結局中条直一は吉田の存在を呪うより外仕方がなかったのであるの読み方
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...何らの証拠がないということは中条のような男にとっては証拠があるのと全く変らなかった...
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...白らじらしい奴だ」と中条は考えた... 白らじらしい奴だ」と中条は考えたの読み方
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...中条は思った... 中条は思ったの読み方
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...中条は、ここと思う所まで来てあたりを見廻した... 中条は、ここと思う所まで来てあたりを見廻したの読み方
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...中条直一は突然思いがけない禍に出会った... 中条直一は突然思いがけない禍に出会ったの読み方
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...その門から興ったといわれる中条流の中条兵庫助だの... その門から興ったといわれる中条流の中条兵庫助だのの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...越前浄教寺に起った中条流の富田一族と... 越前浄教寺に起った中条流の富田一族との読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...端の方から徐々に繰り展（ひろ）げて見てゆくと――印可一　中条流太刀之法一　表電光... 端の方から徐々に繰り展げて見てゆくと――印可一　中条流太刀之法一　表電光の読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...中条流の鐘巻自斎という人のところで修行なされて... 中条流の鐘巻自斎という人のところで修行なされての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...中条流の印可目録を取っているの... 中条流の印可目録を取っているのの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...中条流の印可を授ける者は... 中条流の印可を授ける者はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」