...この話で中心的な位置を占めるドミンとヘレナは...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...――文化社会学は(ドイツに於ける)社会学の最も中心的な課題であり又最も尖鋭な形態である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...知識社会学の中心的な課題から特色づけることが出来る*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...その中心的な意味に於て...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...第一にそれが所謂厳密科学の基礎づけを以て最も中心的な課題と考えた点にあるであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...之が彼の哲学全体に対して中心的な位置を占めることになっているということは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...青春の自己中心的なあらんかぎりの力で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...而もこの中心的な本質的な核をつつむ肉体の生成は...
豊島与志雄 「文学への実感について」
...先に、私は大衆文芸を内容的に分類すると、興味中心的な、娯楽本意の、事件の起伏、波瀾の興味によって読者を惹きつけようとするものと、以上のことは勿論であるが、所謂芸術小説のごとく、人間及び社会等の探究、解釈、換言するならばある何等かの思想を盛らんとするもの、以上の二つに帰することが出来ることを講じたと思う...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...人間中心的なる世界である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...その次の時までの私の生活の全内容というものを最も中心的なものに総括して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは現代人としての中心的なものへの刺戟をすこしも与えないだけでなく...
三好十郎 「恐怖の季節」
...もっと中心的なところを動かされてしまったらしい...
三好十郎 「ゴッホについて」
...或る驚異すべき実験の中心的な代表者でおいでになりますと同時に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...毒悪不倫劇の中心的な主役を引受けて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それは全くいやな仕事でしかもそのいやな部分を誰か一人がいつもしていなければ家全体の生活が廻らぬという中心的な部分に私がいるので実は家の中心が細君にはなく私にあるのだがそんなことをいったっていやな仕事をする奴は使い道のない奴だからこそだとばかり思っている人間の集りだから黙っているより仕方がないと思っていた...
横光利一 「機械」
...その中心的な勢力は東から迫ってくる武田信玄であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...動かし難い中心的な力を持つ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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