...このように自己中心的な感じ方をする男なのです...
梅崎春生 「Sの背中」
...中心的な神殿はエピダウロスにあり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...その中心的な色彩をモンタージュ的な連結推移のリズムによって進行させて行かなければなるまいと思われる...
寺田寅彦 「映画芸術」
...この概念が中心的な勢力を占めることは当然である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...科学論――方法論――の中心的な形態となるであろうと云うのである...
戸坂潤 「科学方法論」
...その中心的な根柢的な規定となるだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...云うまでもなくフランスに於ては啓蒙運動のこの中心的な目的は一応立派に実現された...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自己中心的な孤立した精神の人々であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の強烈な自己中心的な感情との混合体である...
中島敦 「斗南先生」
...その基礎理論たる人口理論の中で最も中心的な命題は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...本書の中心的な論点を知り得てもって全体の目的と傾向とをほぼ知ることが出来るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間中心的なる世界である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それの可能な条件を少しずつでもより多くと生きてゆくことが中心的な努力であるようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その次の時までの私の生活の全内容というものを最も中心的なものに総括して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは現代人としての中心的なものへの刺戟をすこしも与えないだけでなく...
三好十郎 「恐怖の季節」
...或る驚異すべき実験の中心的な代表者でおいでになりますと同時に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その中心的な勢力は東から迫ってくる武田信玄であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...動かし難い中心的な力を持つ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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