...この中心的な態度を理解することが出來ずに...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...このように自己中心的な感じ方をする男なのです...
梅崎春生 「Sの背中」
...この話で中心的な位置を占めるドミンとヘレナは...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...――文化社会学は(ドイツに於ける)社会学の最も中心的な課題であり又最も尖鋭な形態である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...知識社会学の中心的な課題から特色づけることが出来る*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...必ず中心的な問題がある筈である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ただそこに於てのみ重大な・根本的な・中心的な役割を持つことが出来るであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...第一にそれが所謂厳密科学の基礎づけを以て最も中心的な課題と考えた点にあるであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...科学方法論は科学論そのものの中心的な課題とされている...
戸坂潤 「科学論」
...その中心的な根柢的な規定となるだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之が彼の哲学全体に対して中心的な位置を占めることになっているということは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...云うまでもなくフランスに於ては啓蒙運動のこの中心的な目的は一応立派に実現された...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...現代においては社会に対する技術が中心的な問題になっているということができるであろう...
三木清 「哲学入門」
...それは現代人としての中心的なものへの刺戟をすこしも与えないだけでなく...
三好十郎 「恐怖の季節」
...もっと中心的なところを動かされてしまったらしい...
三好十郎 「ゴッホについて」
...或る驚異すべき実験の中心的な代表者でおいでになりますと同時に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それは全くいやな仕事でしかもそのいやな部分を誰か一人がいつもしていなければ家全体の生活が廻らぬという中心的な部分に私がいるので実は家の中心が細君にはなく私にあるのだがそんなことをいったっていやな仕事をする奴は使い道のない奴だからこそだとばかり思っている人間の集りだから黙っているより仕方がないと思っていた...
横光利一 「機械」
...動かし難い中心的な力を持つ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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