...ヒポクラテスおよびドグマティスト(教条学派)の信念の中心的な原則は...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...その中心的な色彩をモンタージュ的な連結推移のリズムによって進行させて行かなければなるまいと思われる...
寺田寅彦 「映画芸術」
...知識社会学の中心的な課題から特色づけることが出来る*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この概念が中心的な勢力を占めることは当然である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...ただそこに於てのみ重大な・根本的な・中心的な役割を持つことが出来るであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...科学方法論は科学論そのものの中心的な課題とされている...
戸坂潤 「科学論」
...之が彼の哲学全体に対して中心的な位置を占めることになっているということは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...概念の内でも中心的な交叉分岐点に相当する根本的な重大な概念を範疇と呼んでいる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そして歴史的記述から云えば何と云っても文書の文献学的解釈が中心的な手続きであることに間違いはないのだから(仮に文献学乃至解釈学が歴史科学の方法にならないまでも)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...青春の自己中心的なあらんかぎりの力で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...而もこの中心的な本質的な核をつつむ肉体の生成は...
豊島与志雄 「文学への実感について」
...先に、私は大衆文芸を内容的に分類すると、興味中心的な、娯楽本意の、事件の起伏、波瀾の興味によって読者を惹きつけようとするものと、以上のことは勿論であるが、所謂芸術小説のごとく、人間及び社会等の探究、解釈、換言するならばある何等かの思想を盛らんとするもの、以上の二つに帰することが出来ることを講じたと思う...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...彼の強烈な自己中心的な感情との混合体である...
中島敦 「斗南先生」
...本書の中心的な論点を知り得てもって全体の目的と傾向とをほぼ知ることが出来るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...中心的な仕事を持つことがのぞましいと...
宮本百合子 「現実の道」
...それは現代人としての中心的なものへの刺戟をすこしも与えないだけでなく...
三好十郎 「恐怖の季節」
...現代がそのために力闘している中心的な課題に向って演劇の光線を当てて眺めようとするようなエッセイの半かけらも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...毒悪不倫劇の中心的な主役を引受けて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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