...旅行先での一番の思い出は、朝日が登る前に背中合わせで見つめ合いながら見上げた海に沈む山並みだった...
...初秋だけ山岳の中合以下に多く...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...小児が二人背中合せに枕して...
泉鏡花 「婦系図」
...『蜜房は背中合はせに...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...これが彼奴(きゃつ)の手品の種なんだよ」「なる程背中合せに当りますね...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...一番島と背中合せの運命を担っているという不安さを感ぜずにはいられない...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...ぴたりと背中合せになった...
直木三十五 「南国太平記」
...ホーレーキといふのは立鎌と熊手とを背中合せにくつゝけて拵へた農具である...
長塚節 「教師」
...後向に背負つたものでせう」「後向に?」「背中合せに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お品の家とは背中合せの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――私の家はツイ背中合せの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お園の家とは隣路地の背中合せで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此塾とは背中合せの綿摘(わたつみ)の師匠の妹で」「それが狩屋さんと何うしたので」「良い仲でしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...背中合せになっていますので...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...背中合わせの暮らし……...
堀辰雄 「美しい村」
...いろんな家畜小屋と背中合はせだつた...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...それと背中合せに南面して...
吉川英治 「上杉謙信」
...背中合せの棟であった...
吉川英治 「剣難女難」
...山ひとえの背中合せだし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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