...しかし、この種の観察が一つの安全な基礎を得るようになったのは、熱に関する器械的学説が現われて、前世紀の中ごろ、自然科学の各方面で着々成功を収めるようになってからのことである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...八月の中ごろ、私はお隣りの庭の、三本の夾竹桃(きょうちくとう)にふらふら心をひかれた...
太宰治 「めくら草紙」
...中ごろから小宮豊隆(こみやとよたか)が仲間入りをして...
寺田寅彦 「柿の種」
...夜中ごろになって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一八三一年の中ごろ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...丁度南北朝の中ごろ以後南朝はよほど衰微して居つたが...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...仏頂寺弥助と中ごろから加わった二人...
中里介山 「大菩薩峠」
...いのじヶ原のちょうど真中ごろ...
中里介山 「大菩薩峠」
...中ごろが一番激しかった...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...秋の中ごろの午後の風景だということがわかる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...真夜中ごろ、博士が天幕から脱走して来るとして、それまでに、わずか十二、三時間の時間しかなかった...
久生十蘭 「地底獣国」
...徳利の利目(ききめ)がなくって真夜中ごろにしばらく忘れていた激しい痛みを感じだした...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...列のまん中ごろに一人の少し年老(としと)った人が居たんだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...」と一郎は言いながら崖(がけ)の中ごろから出ているさいかちの木へするするのぼって行きました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...私どもの太陽(たいよう)がこのほぼ中ごろにあって地球(ちきゅう)がそのすぐ近くにあるとします...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...室町時代の中ごろには...
柳田国男 「山の人生」
...中ごろ缺卷(卷八 十八...
和田萬吉 「父兄の方々に」
...三世紀の中ごろクシャーナ王朝の滅亡とともにいったん中絶し...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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