...我々は何か並々ならぬことが行われつつあるのを知った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「それも並々ならぬ新機軸を持った砕氷船なんだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...論理的思索の力と文筆の才能とが並々ならぬことを示している...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...綱手は、周章てて「いろいろと、並々ならぬ、お世話に、相成りましてござりまする...
直木三十五 「南国太平記」
...もった興味は並々ならぬものがあった...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...今此の上に尚舞踊台迄も作るということは並々ならぬ経済上の無理を伴うものだったが...
中島敦 「南島譚」
...全く並々ならぬ好青年武士であつた樣です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この女の並々ならぬ素姓を物語つて居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...)彼女らは頭の天辺から足の爪先まで実に並々ならぬ注意をはらって...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...並々ならぬ関心だが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...そのほうでは並々ならぬ才能を発揮していた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...この頃の時代ではなかなか作家にとって並々ならぬ意味をもって居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...並々ならぬ著者の考慮が払われていることがわかる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これも並々ならぬ修業の仕事である...
柳宗悦 「樺細工の道」
...並々ならぬ美しさを持っているからであります...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...武門の信義を守りとおすことの並々ならぬものを同じ武門の将として骨髄(こつずい)から思い知るのだった...
吉川英治 「黒田如水」
...僕は並々ならぬおしゃれなのです...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...読書と独学の速さもまた並々ならぬものだったことが判った...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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