...自分は両虎(りょうこ)相闘(あいたたか)って疲れるのを待っているようにとれるのであった...
海野十三 「地球要塞」
...身構えた両虎の低い呻り声が...
海野十三 「蠅男」
...あたら両虎を傷つけないようの老婆心もあってよかろう――ともかく...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう両虎ともに傷ついて起つ能(あた)わざることになっているか...
中里介山 「大菩薩峠」
...両虎共に傷ついて...
中里介山 「大菩薩峠」
...両虎は共に傷ついて砂浜に倒れたところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...両虎相対して無事に済まない種が蒔(ま)かれている...
中里介山 「大菩薩峠」
...両虎互に傷つかずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あれは両虎相忘却でした...
正岡容 「東京万花鏡」
...北斉の僧稠は錫杖を以て両虎の交闘を解く...
南方熊楠 「十二支考」
...両虎(りょうこ)競食(きょうしょく)の計(けい)一楊奉(ようほう)の部下が...
吉川英治 「三国志」
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