...その温泉の石槽(いしぶね)の中にまる一晩沈んでいた揚句(あげく)...
芥川龍之介 「温泉だより」
...揚句(あげく)の果にその身の恥をのめのめと明るみに曝(さら)されて...
芥川龍之介 「袈裟と盛遠」
...何度もその周囲を低徊した揚句でなければ...
芥川龍之介 「毛利先生」
...揚句(あげく)の果は...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...私はお金をつかい果して困った揚句...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「最初の印象」
...自白したところによるとモデル女を自分のものにした揚句...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「素晴しい記念品」
...例の如く色々哲学者の名前を聞かされた揚句(あげく)の果(はて)に君は何になると尋ねるから...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...散々惡いことをした揚句...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その揚句、なんだかんだとうまくおだてては幾許(いくばく)かの小遣をせしめる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...色々迷った揚句、アラスカへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(後記エノケン近頃泣き上戸の由)エノケンは、酔った揚句に、僕は映画専門にやる、もうじきに舞台はやめる、と言って泣き出した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...母や清親などゝ野蛮な争ひをした揚句...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...赤坊のために、自身の発育を低める党員があるだろうか? 娘にとって闘士であり、革命家である父であるためには、結局日常生活の実践そのもので、彼がひるまぬ闘士であり、革命家でなければならない筈ではないか?ドミトリーは、困った揚句、一策を思いついた...
宮本百合子 「「インガ」」
...それから人の居ないベンチをぐるぐるまわって探した揚句(あげく)...
夢野久作 「暗黒公使」
...中には激論をした揚句卓を叩き出したので...
横光利一 「旅愁」
...これも縄を解いてやった揚句...
吉川英治 「三国志」
...なおも詮索(せんさく)してみた揚句...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...六杯も盗み飲みをした揚句...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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