...その揚句(あげく)彼は一旦窓から半身を引っ込めた...
海野十三 「地球発狂事件」
...園長はそのタンクの中に入っているのです!」帆村はグンと癪にさわった揚句(あげく)(それは彼の悪い癖だった)大変なことを口走ってしまった...
海野十三 「爬虫館事件」
...さんざんした揚句の果に...
太宰治 「きりぎりす」
...へんに思いつめた揚句(あげく)で書くと...
太宰治 「惜別」
...日本でも既成政党がいくつかに分裂した揚句でなければ人民戦線などは出来上る理由はない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...おれは三日三晩考えぬいた揚句...
豊島与志雄 「失われた半身」
...考えた揚句、勝手な方法を用いた...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...揚句(あげく)の果に誰かが「髪(あたま)へ触っちゃ厭(いや)だっていうのに...
永井荷風 「夏の町」
...かくめいという大戦があった揚句...
中里介山 「大菩薩峠」
...厭(いや)になるほどやられた揚句(あげく)の果(はて)...
夏目漱石 「坑夫」
...女房を迎える暇もないような忙(せわ)しい遊蕩(ゆうとう)――そんな出鱈目(でたらめ)な遊びの揚句は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さんざん冠兵衛をなぶりものにした揚句...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...母一人娘一人でたいそう苦労をした揚句(あげく)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兄弟の一人が熱灰中に墜ちて大火傷をした揚句...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...色々迷った揚句、アラスカへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ふしだらな飲酒と不健康な執筆の揚句で...
牧野信一 「悪筆」
...ウンとマル公を苛めた揚句に...
牧野信一 「創作生活にて」
...人間視せぬほど蹴ったり投げ飛ばした揚句(あげく)...
吉川英治 「親鸞」
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