...船の両舷に人が立っていた...
...飛行機が両舷のエンジンから火を噴いた...
...海岸沿いに両舷を散歩するのが気持ちいい...
...ヨットは両舷に帆を掲げていた...
...我が社のビルは両舷に広大な駐車場を備えている...
...二万噸(トン)の××は高い両舷(りょうげん)の内外に無数の職工をたからせたまま...
芥川龍之介 「三つの窓」
...二万噸の××は両舷の水圧を失っていたためにだんだん甲板(かんぱん)も乾割(ひわ)れはじめた...
芥川龍之介 「三つの窓」
...夕刻までには両舷とも上陸見学を終ることになっていた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...両舷の彼方には、駆逐艦の灯火が見える...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...両舷全速(りょうげんぜんそく)だ」「だめだなあ...
海野十三 「恐竜島」
...該艦の両舷(りょうげん)より...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...両舷側の泡の吃水線は...
大阪圭吉 「死の快走船」
...――帆船が風上に向って進む時の言葉で両舷を代る代る風にあてて風上に向って電光形の航路で進行することをいう...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...――檣を左右側方に支持するために檣頭から両舷へ張ってある静索...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...両舷(りょうげん)と後部から...
中里介山 「大菩薩峠」
...両舷から、焚料炭を積みこむのであるから、平衡が破れると、船は傾斜してしまう...
火野葦平 「花と龍」
...両舷の雛壇に、四人ずつ立った...
火野葦平 「花と龍」
...突飛ばし合いながら両舷のボートに乗移ろうとする...
夢野久作 「爆弾太平記」
...両舷を洗う浪の音がゴオオ……ッ……ゴオオオ――オオッと物凄く高まったもんだから...
夢野久作 「焦点を合せる」
...両舷のワイヤロープへあわただしく鳴っている...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...両舷(りょうげん)の水夫(かこ)へ...
吉川英治 「私本太平記」
...両舷(りょうげん)の大櫓(おおろ)もある...
吉川英治 「私本太平記」
...阿州屋敷の役人が」「かまわねエから撓(しな)わせろ!」「合点!」というと両舷六挺(ちょう)ずつの十二船頭...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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