...アスファルトがぼろぼろに綻びてゐるから...
芥川多加志 「四人」
...三分ほど綻びて居る...
大杉栄 「獄中消息」
...綻びだらけの衣を着て難行苦行に見るかげもなく痩せ衰えているものゝ...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...あちらこちらで桜が綻び初めた...
種田山頭火 「松山日記」
...佛は説きぬ娑羅双樹祇園精舍の鐘のねもその曉に綻びし別れの袖をいかにせむ更けてくるしむ待宵の涙なみだに數添てさても浮世の戀ぞ憂きさても我世の戀ぞ濃き...
土井晩翠 「天地有情」
...既に数輪は綻び始めている...
外村繁 「落日の光景」
...あるいは綻びをつづくっているのもあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...芍薬の蕾漸く綻びむとす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夾竹桃の蕾は後から後からと綻びては散つて行く...
永井荷風 「蟲の聲」
...それは自分の家の娘に間違があつてはならぬといふのだから娘が湯上りの赤い顏をして綻びでも縫つて居ればそれで安心が出來るからである...
長塚節 「芋掘り」
...ましてこゝは藪蚊のおほきところなれば只いつまでも吊らせてありけるが幾夜さを蚊帳に別れてながき夜のほのかに愁し雨のふる夜は古蚊帳のひさしく吊りし綻びもなか/\いまは懷しみこそ三吸入室の窓のもとに...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...着物の綻びを繕つてゐた祖母が通りかゝつた彼に訊ねた...
中原中也 「耕二のこと」
...綻びた下から醜い正体が...
夏目漱石 「虞美人草」
...膝のところの縫目が何時の間にか綻びて...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...継いだところも継がぬところもすっかり綻び...
山本周五郎 「お繁」
...持ち前の東洋人の無頓着さが礼儀の間から綻び出て...
横光利一 「旅愁」
...丁度宿屋の前に何やらの神社があつて四五本の櫻がその庭に咲き綻び...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- お笑い芸人の黒田有さん: 54歳で女の子の父親となり、日々の成長に父としての実感を感じている。👨👧
- 俳優の菅田将暉さん: 竹中半兵衛役で4年ぶり大河出演 🎭
- 俳優の福士蒼汰さん: 主演ドラマで鍛えた肉体とリアリティに自信を覗かせた俳優 💪
