...東西両洋の愛を論じた時である...
芥川龍之介 「長江游記」
...自ら東西両洋の間に横はる橋梁(けうりやう)にならうと思つてゐる...
芥川龍之介 「手巾」
...谷崎潤一郎氏も谷崎氏自身の中に東西両洋の相剋(さうこく)を感じてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...(しかし東西両洋の差はポオの詩論にも見えないことはない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...そこで両洋聯合艦隊司令官ヤーネル提督は...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...七 両性関係と東西両洋の盛衰不純不正なる男女関係の間に生れたる小供は...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...〔日本と東西両洋の文明〕従来...
大隈重信 「日本の文明」
...然(しか)るに東西両洋文明の接触は...
大隈重信 「日本の文明」
...依って我輩は東西両洋文明の大勢を踪索(そうさく)して...
大隈重信 「日本の文明」
...東西両洋は、立ち騒ぐ海に投げ入れられた二竜(りゅう)のごとく、人生の宝玉を得ようとすれどそのかいもない...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...大家は、東西両洋ともに、見る人を腹心の友とする手段として、暗示の価値を決して忘れなかった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...何かしら東西両洋をつなぐ縁の糸のようなものを想像したのであったが...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...「言葉の真個の意味に於ける世界史とは東西両洋の対立...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...また電線の存在しなかった時代における東西両洋の記録の共通圏内に多数に現れる閃光的現象が...
武者金吉 「地震なまず」
...「東西両洋のヒューマニズムの相違について」というテーマも...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索