...「両分する」: 少人数で金銭や物品を等分すること...
...「両分にする」: 二つの選択肢や意見を等しく受け入れること...
...「一両分」: 少量の金銭や物品...
...「分来分従、両分利益」: 共同事業や合同会社で、互いに協力し合い利益を共有することを意味する諺...
...「エラー」:「両分」は熟語ではありません...
...思想と文学との両分野に跨(またが)って起った著明な新らしい運動の声は...
石川啄木 「弓町より」
...両分したる卵殻の二片に比し...
高木敏雄 「比較神話学」
...両分して天地となると説き...
高木敏雄 「比較神話学」
...外被が両分して飛び分れるところも明らかに見る事が出来る...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...もし読書界が両分されて半々になるときは圏内圏外共に相応の競争があって...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...万両分限の一人に算(かぞ)えられましたが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...近江屋(おうみや)というのはその頃の万両分限の一人ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下谷(したや)一番と言われた万両分限の主人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わずかに下谷の万両分限佐野屋正兵衛が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...神田で二三番と言われる万両分限だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...万両分限の鳴子屋の身代のためには...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――どうなすったえ?」万両分限の地主の子に生れた駒次郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とうとう小柳町の万両分限...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...万両分限の身上を費い果して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...万両分限だか何んだかは知らないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尚(なお)一貫した哲学上の両分派で...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...貨車二両分の林檎(りんご)をとり寄せるというので前渡金(まえわたしきん)を着服してすったもんだと騒いでいたこと...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...樺太(からふと)を両分したようにして...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
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