...「両人で話し合いましょう...
...「両人の意見を聞きたいです...
...「両人ともに成功を収めた...
...「両人の距離が遠くなってしまった...
...「両人ともに辞めてしまった...
...まづ噴飯(ふんぱん)に堪へざるものは彼等両人に外(ほか)ならざるを...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...余は到つて臆病なりしかばかかる時は常に両人中余の尤も懼(おそ)るる方に附き随(したが)ひて媚(こび)を献じてその機嫌を取れり...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...急に両人の間に割って入り...
海野十三 「火星兵団」
...この両人の証人は...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...両人の間には実にこうした因縁が潜んでいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そういう時期は両人とも幾度か持ったので...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...その首を差出して申訳させねばなるまいということになって両人の家老の宅へ詰かけ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「これは仏頂寺、丸山の両君」「君の座敷はどこだ」仏頂寺、丸山の両人は、ほどなく兵馬の座敷へ押しかけて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...両人(ふたり)は其所で大分飲んだ...
夏目漱石 「それから」
...この際笑うのははなはだ失礼だと両人を睨(にら)みつける...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...両人とも髪を乱し衣物を綻ばせている...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...げにそのとほり両人は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...岩下(いわした)と重野(しげの)の両人...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...当時彼の写本を得て両人対坐...
福澤諭吉 「蘭学事始再版之序」
...とはいえ心に物ある両人(ふたり)の者の眼には止まらず...
二葉亭四迷 「浮雲」
...紳士の随伴(つれ)と見える両人(ふたり)の婦人は...
二葉亭四迷 「浮雲」
...相役(あいやく)と両人にて...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...両人が夕顔の下に筵(むしろ)をのべ...
吉川英治 「新書太閤記」
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