...両三日休むことにした...
...この仕事は、両三日で終わると思う...
...両三日に一度家族で集まる...
...明日からは両三日おきにジョギングをするつもりだ...
...両三日置きに水やりをしています...
...年末は小生一年間最多忙の時期殊にこの両三日は一生懸命に働いても働ききれぬほどに御座候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...わたくしは両三度之を尋ねたが遂に尋ね得なかつた事がある...
永井荷風 「里の今昔」
...浮世絵商両三人も招がれて来れり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...この両三年来の私の生活は自ら鞭(むちう)つ生活であつた...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...「先月大磯へ行ったものに両三日(りょうさんち)前東京で逢うなどは神秘的でいい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...夢にも見たことのない五万両三万両という大金の証文を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若(も)し此(この)争闘両三年の久を経る時は...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...近く両三年以前、フランスとプロイセンとの戦いに、両国接戦のはじめ、フランス帝ナポレオンはプロイセンに生(い)け捕(ど)られたれども、仏人はこれによりて望みを失わざるのみならず、ますます憤発して防ぎ戦い、骨をさらし血を流し、数月籠城ののち和睦に及びたれども、フランスは依然として旧(もと)のフランスに異ならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...仲間中の両三人が...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この怪異は浅草駒形辺りの人々両三人同刻に見たりと言うことを話すものあり...
武者金吉 「地震なまず」
...」蘭軒は少くも両三度の出遊を作(な)すことを得たと見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...主人はお役目のため両三日城中から戻らぬ...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...両三年は他国へ修業にやることに親類共が取り計らいましたれば――と...
吉川英治 「御鷹」
...こうせい右馬介」「は」「やはりわしは両三日...
吉川英治 「私本太平記」
...五両三人扶持の軽輩で...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...両三度持たせてやったが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「遅うなりました」「根井、荻野など両三名、後より参る由でござります」先に来ている二人を繞(めぐ)って、大磐石(だいばんじゃく)のうえに車座となり、なおそこらの岩へ思い思いに腰をかけた...
吉川英治 「源頼朝」
...柳生家のここ両三年の消息は伝えたと思うが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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