...ヴァン・タッセルの世継ぎ娘に捧(ささ)げようとしたのだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...お前の世継ぎは断(た)えてしまうぞ」遠くの方で尼の泣声がきこえた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...丁度その頃樋口家の世継ぎ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...さてそれから今の楠正儀(まさのり)が世継ぎをいたし...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...「こう云う世継ぎを儲(もう)けておられる武州殿は仕合わせだ」とか云ったりした...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...仙波八郎太は「寛之助様は御世継ぎじゃで...
直木三十五 「南国太平記」
...よい世継ぎを得る他はない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中にも一番小さい七つになる児(こ)は天子様のお世継ぎの太子様であった...
夢野久作 「猿小僧」
...まだ世継ぎをして間のない...
山本周五郎 「雨あがる」
...自分は八万石の大名の世継ぎなのだから...
山本周五郎 「菊千代抄」
...世継ぎだけは必要なのである...
山本周五郎 「桑の木物語」
...――もうひとつはやっぱり早く世継ぎも欲しかったろうし...
山本周五郎 「桑の木物語」
...早く世継ぎのできるように強いたのも...
山本周五郎 「桑の木物語」
...「おれのほうのことは聞いたか」「お世継ぎと姫(ひい)さま...
山本周五郎 「桑の木物語」
...長子の造酒之助(みきのすけ)が早世したため世継ぎとなった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...安之助はその世継ぎなのです...
山本周五郎 「日本婦道記」
...弟のを世継ぎに立てたいため...
吉川英治 「三国志」
...それでこそ本位田家の世継ぎ息子...
吉川英治 「宮本武蔵」
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