...お銀の叔父が世盛りのときに...
徳田秋声 「黴」
...垣内は中世の荘園解体期を世盛りとして...
柳田國男 「垣内の話」
...その中間の世盛りというものが少しでも説いてない上に...
柳田国男 「雪国の春」
...今を自分の世盛りと自負慢心している義元が...
吉川英治 「新書太閤記」
...平氏の世盛りのころより...
吉川英治 「親鸞」
...――この世をばわが世とぞ思うもち月のかけたるくまも無しと思えばと歌った藤原道長の世盛りもおろかなほどであった...
吉川英治 「親鸞」
...まだまだ太政入道の世盛りには間(ま)があります...
吉川英治 「随筆 新平家」
...平家の世盛りといえましょう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...室町将軍の世盛りのころのように美(うる)わしくなっても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何といっても太閤の世盛りからだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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